ハーブの効能・効果一覧。ダイエットや美容に効果のある種類はどれ?

ハーブの効能・効果一覧。ダイエットや美容に効果のある種類はどれ?

女性におすすめのハーブを効能別に紹介

ハードで忙しい毎日を送っている女性はもちろん、専業主婦でも家事や子育てに追われているとダイエットをしている暇もない!という方が多いと思います。私ほそみんもそんな女性の一人としてハーブを使用したダイエットに注目したいと思っているのよね。

時間の節約をしたいと思っては栄養のバランスが偏った食事になりがちで気づくと見覚えのない脂肪がついてしまっていることも!そんな時にオススメなのがハーブダイエットです。

ハーブを煎じたティーを飲んだり、香りを嗅ぐだけでもダイエットができてしまうというから早速みなさんにお伝えしようと思っているのです。ダイエットに効果的なハーブはもちろん、美肌やリラックス効果、そして健康に作用するハーブをじっくりチェックしましょうね♪


ほそみん
こんにちは、編集長ほそみんです。ハーブを飲んだり香りを楽しんだりするだけで、美容と健康が改善できるなんてこんな嬉しいケア法はないわ!目的ごとにマッチしたハーブでダイエットをしてイキイキとしたナイスボディに整えましょうね♪

ダイエットへの効能・効能あるハーブ

早速ダイエットにオススメのハーブをダイエットの目的ごとにたっぷりお伝えします。水太りや脂肪燃焼など、気になる部分や症状を改善してくれるハーブをこちらです。簡単に誰にでもできるダイエット法なので、お友達にも教えてあげましょうね。保存版です!

脂肪を分解するハーブの種類

  • ハイビスカス・・・ハイビスカスに含まれるリンゴ酸は脂肪を分解してエネルギーを生み出します。さらにハイビスカス酸は アミラーゼの活性化を抑制して、糖の蓄積をブロックしてくれるので効率良い脂肪燃焼ができますね。 
  • プーアル・・・食事で摂取した脂肪分が贅肉にならないように余分な脂肪分をカットし排出してくれます。ダイエットティーとしても代表的なお茶として使用されていますね♪
  • 杜仲茶・・・血液中の中性脂肪をカットしてくれる作用をしてくれます。脂っこい食べ物に偏りがちな食生活をしている方にオススメです。

むくみを解消するハーブの種類

  •  ハイビスカス・・・細胞にナトリウムが多く溜まってしまうと一定量に薄めるために体は水分を欲しがります。そのため細胞が必要以上に水分を吸収してしまいむくみが起こってしまいます。そんな時にハイビスカスティーを飲めばすっきりと余分な水分を排出してくれますよ。
  • アルファルファ・・・むくみ改善、疲労回復なども同時に行いながら美容と健康を同時にサポート!
  • クミスクチン・・・むくみ解消をしてくれるので水太りに悩んでいる方にオススメです。

便秘を解消するハーブの種類

  • カモミール・・・フレッシュで癖のないカモミールは便秘解消をしてくれるハーブとしてオススメです。ハチミツを入れれば程よく甘みを増して美味しさを一層引き立ててくれますよ。
  • ハイビスカス・・・ビタミンCが便通をよくすると言われています。
  • ルイボス・・・腸内環境を維持してくれる善玉菌と悪玉菌、そして日和見菌のバランスを整えて便秘の解消をしてくれます♪

代謝を高めるハーブの種類

  • フェンネル・・・利尿作用をしてくれる​フェンネルは便秘を解消してくれるハーブですが、便通がよくなることでデトックスができるので代謝がアップしますよ♪
  • ローズマリー・・・血行を促してくれると同時に体内に溜まった老廃物を排出することができるので代謝を高めてくれます。

食べすぎを予防するハーブの種類

  • マルベリー・・・デオキシノジリマイシン​と呼ばれる成分が血糖値の上昇を緩やかにして空腹感を抑えてくれますよ。
  • フェンネル・・・食欲を抑えてダイエットをサポートしてくれるハーブです。さらに胃腸の働きも正常にしてくれる作用もします♪

さらに女性に嬉しい効能のあるハーブ

精神安定や女性特有の悩みなどをサポートしてくれるハーブはたくさんあり、ブルーな気分を軽くしてくれますよ♪ホルモンバランスを整えたり、不眠症を解消したり、リラックス気分になれるとストレスも軽減でき肌も健やかに維持できるでしょう!

精神を安定させるハーブの種類

  • カモミール・・・ドーパミンなど神経を興奮させる物質を抑制するアピゲニンを含んだカモミールは不眠症にもオススメ。リラックス効果を与えてくれるので快眠を促してくれますよ。ぐっすり眠ることでストレスや疲労を回復できすっきりと起床することができます♪
  • オレンジフラワー・・・高ぶった神経や、緊張感を抑えてリラックス効果を与えてくれます。
  • セントジョンズウォート・・・寝つきが悪い、うつ気味な時に幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌を高めて快眠を促します。
  • ワイルドレタス・・・精神を安定させて寝つきを良くしてくれます。
  • リンデンフラワー・・・快眠を促すリンデンフラワーは高ぶった神経を抑えてくれる効果があります。
  • フェンネル・・・心を鎮めてリラックス気分にさせてくれるので、ぐっすりと睡眠ができるでしょう。

ホルモンバランスを整えるハーブの種類

  •  マリーゴールド・・・ホルモンバランスを整えてくれるマリーゴールドは更年期障害や生理痛などの不快症状を改善してくれます。
  • バイテックス・・・ホルモンの分泌を正常に促進し生理周期を規則正しく維持してくれます。PMSの症状を緩和してくれます。さらに子宮筋腫など女性特有の疾患の改善をサポートしてくれるでしょう。
  • バートリッジベリー・・・生理痛や腰痛など生理前後や生理中の不快感を緩和してくれます。

美肌づくりにいいハーブの種類

  • ハイビスカス・・・ビタミンCが抗酸化作用をしてメラニン色素の増殖を抑えてシミの予防をしたり、すでにできてしまったシミを薄くする作用をします。
  • ペパーミント・・・余分な皮脂の分泌をコントロールしながら毛穴を引き締めてテカリを軽減してくれます。
  • カモミール・・・カモミールにはクマリンやカマメロサイドなどの抗酸化作用のある成分が含まれています。さらにカマメロサイドは肌を老化させるタンパク質の酸化をブロックしてくれるので、美肌を維持することができるでしょう。また夜寝る前に飲むと寝つきをよくしてくれるのでターンオーバーを促し、イキイキとシミやくすみのない透明感ある美肌に整えてくれますよ♪
  • ルイボス・・・アスパラチンやルチン、オリエンチンなどの抗酸化作用成分により、活性酸素を除去しながら細胞をイキイキと維持してくれます。

貧血を改善するハーブの種類

  • ネトル・・・貧血を防いだり、生理の出血を調整してくれます。普段からめまいが起こりやすかったり、生理時になると頭が重くなったり、ぼーっとするときに効果を発揮するでしょう。
  • ​ラズベリーリーフ・・・鉄やビタミンCをたっぷり含むラズベリーリーフはビタミンCが抗酸化作用を発揮しながら鉄を吸収しやすいようにしてくれます。普段不足しがちな鉄をハーブティーで簡単に摂取することができるでしょう。
  • マテ・・・マテインと呼ばれる血行促進成分により、貧血を予防してくれます。またカフェインを含んでいるため、妊婦さんや寝る前は控えましょうね。
  • ローズヒップ・・・ほうれん草の2倍の鉄やレモンの20倍もあるビタミンC、リコピン、ビタミンPなどを含むローズヒップは、リコピンがビタミンCの作用をサポートして鉄分の吸収を高めてくれますよ。血液を増やして貧血を防止してくれるので効率よく鉄を摂取できるでしょう。

疲労回復にいいハーブの種類

  • ハイビスカス・・・クエン酸やリンゴ酸によって疲労回復を促してくれます。リンゴ酸はエネルギーを作ってくれるので、疲れた体を癒しながらシャキッと体を立ち上がらせてくれますよ。
  • マテ・・・疲労回復を促進する栄養たっぷりのハーブです。また気分をリラックスさせてくれる効果もあります。
  • ローズマリー・・・免疫力を高めて疲れを癒して体をイキイキと維持してくれます。記憶力も高めてくれるので勉強や仕事もはかどるでしょう。

整腸作用のあるハーブの種類

  • マロウブルー・・・ペクチンやタンニンの2つの成分が粘膜を守りながら胃腸の炎症を抑えてくれます。胃がもたれる、腸の調子がよくない時などに一杯飲んでおくと良いでしょう。 
  • ペパーミント・・・ペパーミントに含まれるアズレンによりアレルギーを緩和したり痛みなどの炎症を和らげてくれますよ。また歯磨き粉やキャンディーにも頻繁に使用されているペパーミンントはスカッとしたフレッシュ感をもたらしてくれるハーブです。
  • カモミール・・・抗炎症作用をするアピゲニンを含むカモミールは胃腸の炎症を緩和してくれる役割をします。腸の機能がイマイチだなと感じた時や、脂っこい消化の悪い食べ物を食べた時にはカモミールで胃腸の調子を整えてくださいね♪
  • ラズベリー・・・腸壁を守ってくれる膜を作り、炎症を抑えながら下痢を改善します。

冷え性を改善させるハーブの種類

  • ジンジャー・・・血行促進をしてくれる生姜は、末梢神経を温めたり発汗を促してデトックス効果も与えてくれます。
  • レモングラス・・・血行を良くして関節痛や冷えを改善してくれます。デスクワークなど座っている時間が長い方は下半身冷えやすくむくみも起こるので、レモングラスティーを飲んで体の巡りを促進しましょうね♪

目の疲れをとるハーブの種類

  •  ハイビスカス・・・ハイビスカスの色素を作っているアントシアニンは、網膜にあるロドプシンと呼ばれるタンパク質の合成をサポートしてくれます。そのためこのロドプシンがうまく合成できなくなると起こる眼精疲労を緩和してくれるのです。スマートフォンやパソコンなどで目を酷使している方にはぜひ休憩時間にでもハイビスカスティーを飲んでおきたいですね♪
  • アイブライト・・・細かい字を長時間読んだり、ブルーライトを発するスクリーンを見続けるなど眼精疲労に悩んでいる方も多いもの。そんなときにオススメなのがアイブライト。その名のように、目の疲れを緩和したりアレルギーによって起こる目の炎症などを抑えて目を健やかに整えてくれますよ♪
  • 赤ぶどう・・・眼精疲労だけでなく、血行促進作用によって動脈硬化などの生活習慣病や肩こりなども改善してくれます。
  • アメリカンジンセング・・・目が疲れてかすみ目になったり目がしょぼしょぼするときにジンセングでパワーアップをしながら全身のストレスを解消しましょうね♪

虫除けに効くハーブの種類

  • ペパーミント・・・虫除けや抗菌作用をしてくれるペパーミントは体を衛生的に爽快に維持してくれます。
  • タンジー・・・乾燥したリーフを小袋に入れて虫除けとして使用しましょう。ペットアイテムやチェストの引き出しなどに入れておくと、ダニやノミなどの虫除け作用をしてくれますよ♪車の椅子カバーにもさりげなく入れておけば清潔さが維持できますね♪
  • パチュリ・・・強い香りを放つハーブは解毒作用としても発揮し、揉んだ葉を直接患部につけて緩和します。パチュリのアロマオイルを数的垂らしたハンカチを引き出しやタンスに入れておくと防虫効果が得られるでしょう。
  • ティーツリー・・・虫刺されやシラミ、虫除け、日焼けケアなど多用目的に効果を発揮するティーツリーは、シャンプーに混ぜればシラミ対策に、ハンドソープに混ぜれば手の殺菌ができます。化粧水に加えれば虫除けローションとして使用できるます!


ハーブティーにして摂取しよう

ハーブなら体に負担をかけないダイエットができるほか、精神面でもリラックスした日常生活を送ることができるでしょう。またエイジングケアも体の内側からしっかりできるハーブをティーにして毎日飲みませんか!美容と健康維持はもちろん、ゲストへのおもてなしとしてもとびきり美味しい淹れ方をレッスンしましょうね♪

ハーブティーに必要な材料

ハーブティーの作り方には、熱湯、ティーバッグ、水出しなど様々な淹れ方によって必要な道具が異なります。そのため次の項目の「ハーブティーのおいしい淹れ方」で作り方と一緒にチェックしてください!

ハーブティーのおいしい淹れ方

ハーブティーの淹れ方には熱湯や、煮出し、水出しがあり、それぞれ季節や時間帯、体調に合わせて作り方をアレンジすることができます。新鮮ハーブを使用する時は、あらかじめ細かくカットしておき、他のタイプのハーブディーを作る時にもティーカップは温めておきましょう。それぞれのハーブの淹れ方をレッスンしましょう。


熱湯での淹れ方(ドライハーブ、フレッシュハーブ編)

*材料

  • ティーポット
  • ティーカップ
  • ティーコゼ
  • 計量スプーン
  • ドライハーブ・・・小さじ山盛り1〜2杯
  • 熱湯・・・200cc​

*​作り方

  1. ​ティーポットにドライハーブを加え熱湯を注ぐ
  2. フタをしめ、ハーブのタイプによって抽出時間を調整する
  3. カップにティーを注ぐ
  4. ティーポットにティーが残ったらティーコゼを置いて冷めないようにする

*​ポイント

アイスハーブティーを作るなら15分ほど長めに抽出して、あらかじめ氷を入れたグラスに注げばキラキラフレッシュドリンクに早変わり♪


煮出して作るハーブティー

* 材料

  • 茶こし
  • 計量器
  • ドライハーブ・・・10g
  • 水・・・500cc
  • ティーカップ​

*作り方

  1. 鍋に水とハーブを加えフタをずらして被せ中火で煮て沸騰させる
  2. 弱火にして15分ほどハーブのタイプに合わせて煮出す
  3. フタを完全にしめてさらに15分ほど煮詰める
  4. 茶こしでティーカップに注ぐ

​水出しハーブティー

*材料

  • 水・・・200cc
  • ドライハーブ・・・小さじ山盛り1〜2杯
  • 保存用容器
  • 計量スプーン

*作り方

  1. 容器に水とハーブを入れる
  2. 容器にラップをして6時間ほど放置して好みの色合いになるまで待つ
  3. 2を漉して冷蔵庫でたっぷり冷やして出来上がり!

*ポイント

作った水出しのハーブティーは1日が賞味期限ですので、飲む分だけ作りましょうね♪


ハーブティー以外にもおすすめな使い方

ハーブティーだけでなくても、様々な方法でハーブを利用することができます!枕元に置いて快眠を促したり、料理に使用したり多目的に使用できるのがハーブのもう一つの魅力でしょう。すでにハーブ使いに慣れている方にも必見の情報です♪

お風呂に入れる

ローズマリーやゼラニウムなどフレッシュハーブをそのままお風呂のお湯に浮かべれば、アロマバスとなってスパにでもいるかのようなリラックス気分にさせてくれます。これらのフレッシュハーブを洗濯ネットに入れてバスタブに浮かばせましょう。天然ハーブは肌へも負担がかからないので、敏感肌ではアロマオイルよりも使いやすいですよ♪

料理に使う

ハーブは香りを楽しむ他にも味を楽しむのも醍醐味の一つです。パセリやバジル、セージなど様々なハーブがメニューに合わせて使用することができるので食べるだけでなく料理が楽しくできますよ♪ここにいくつか相性抜群のハーブと料理をラインアップします!

  • オレガノ・・・ピザ
  • タイム・・・肉料理
  • フェンネル・・・魚料理、スープ
  • ローズマリー・・・肉料理、茹でて炒めたジャガイモ料理​
  • ディル・・・ティー、サラダ
  • レモングラス・・・タイ料理

枕に入れる

寝つきが悪い、リラックスして快眠をしたい時に、ラベンダーやカモミールなどのドライハーブを枕に入れると心地よい睡眠ができます。あまり香りがきつくならないように量を調節して早速枕ハーブを作ってみましょうね♪

材料

  •  ラベンダーなどリラックス効果のあるハーブ・・・40g
  • コットン布
  • お茶パック
  • わた

​作り方

  1.  縦10cmx横15cmの角のないように、チョウチョやリボン型に型紙をカットする
  2. 布に当てて切り取る
  3. 布を中表にして縫い代を5mmほどとって、ハーブを入り口10cmほど残して縫い合わせる
  4. 開いた口からゆとりを持ってわたを入れる
  5. ラベンダーをお茶パックに詰め込む
  6. 5を2つ作る
  7. 4に5をバランスよく入れる
  8. 開け口を縫い付ける。できたら両サイドに開け口を作り短めのジッパーを縫いつけるとそれぞれのラベンダーパックが入れ替えやすい
  9. リボン型になるように、同様の生地を適当な幅にカットして真ん中を絞りながら縫い合わせる


ハーブチンキにする

ウォッカやホワイトカリーにハーブを漬けたものです。アルコールによってハーブティーだけでは摂取できない有効エキスもたっぷり摂取でき吸収力も良く、入浴剤、スキンケア、ドリンクなどに使用することができますよ♪

作り方は密封ビン8分目までハーブを入れて、アルコールを加えて蓋を閉め、ビンを上下にシェイクするだけ♪一ヶ月ほどで出来上がるので、必要に応じて茶漉しなどで取り出して使用しましょうね。薬品としても効果を発揮し、傷や捻挫などの炎症、マウスウォッシュ、虫除け、消臭剤として多目的な使用ができるでしょう。

ハーブスチームにする

ハーブから湧き出る蒸気を浴びながら肌からハーブ成分を吸収してリラックス効果を得る方法です。体を温めながら新陳代謝を高めることができるので、冷え性、デトックス、脂肪燃焼効果も与えくれますよ♪さらにスキンケアやヘアケアもしてくれるので全身ピカピカになれますね♪

ハーブスチームは、マント、鍋、椅子があれば準備OK。ハーブを入れた鍋を沸かしながらスチームを発生させて汗をかくという一般的なサウナ方法ですね♪もっと本格的に行いたいならサロンやハーブスチーム講座もオススメです♪


ハーブの効能をしって活用してみよう

ハーブには様々な種類があり、それだけに効果も色々あります。ダイエットやエイジングケア、ストレス解消、健康など目的に合わせたハーブを選んで快適な体を整えましょうね。

ハーブはまた料理や芳香剤などとして利用することができ、毎日の生活にさりげなくアクセントを加えてくれる存在となるでしょう。インテリアとしてもオススメの様々なハーブをコレクションして楽しむのもオススメです!


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