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下半身デブから卒業したい!

そんなに太ってはいないはずなのに、なぜか下半身だけ太い……、そんなお悩みをお持ちの人って案外多いんです。というのも下半身は様々な太る原因があり、上半身はそうでもないのに下半身だけ太くなるという現象が起こり得るからなんですね。そんな下半身デブになりやすくなる原因や、とりあえず隠すためのコーデ術、本質的な改善につなげるための解消法、そして下半身デブを脱却するためのコツまで一挙にご紹介しちゃいます♪
もしかすると、こんな人は下半身デブかも!?
あなたは大丈夫?下半身デブチェック
- 基本的に脚がむくむ
- 姿勢が悪いと良く言われる
- 運動不足を実感している
- 脚をよく組む
- お酒が大好き
- スキニーなんてあり得ない
下半身デブの人にありがちな5つの原因
不摂生な食生活
下半身に限らずですが、不摂生な食生活はデブのもと。基本的に身体は食べたもので構成されています。どうしても脂っこいものの食べ過ぎや、夜中にがっつり食べたりしますとそれはやがて脂肪となり身体に溜まってゆくのです。また、外食が多い人はどうしても塩分が多くなりがちなもの。塩分を過剰に摂取してしまいますと、塩分のナトリウムが身体に溜まります。すると、その濃度を下げるため、身体に過剰な水分が溜まる事になってしまいます。これがむくみの原因の一つ。むくみは主に脚にできるものですので、下半身デブまっしぐらです。
慢性的な運動不足
車や電車での移動ばっかりで、最近あんまり歩いていないなぁ……なんて人いませんか?慢性的な運動不足も下半身デブの原因の一つ。運動が不足してしまいますと、どうしても筋力が弱ってきます。筋力が弱まるとそれだけで身体がタルンとなってしまいます。つまり同じ体重でも筋力のあるなしによって見た目は大きくかわってくるんです。また筋力の低下は身体の代謝を下げる事に繋がってきます。代謝が下がると、カロリーを消費しにくくなってしまいますので、よりデブ方面へ向かう事になってしまうんですね。
下半身の筋力不足
筋力が不足すると、さらに困った事になってきます。下半身デブの原因の一つである脚のむくみ。その原因の一つはリンパの流れが滞る事。さて、皆様、リンパの流れはどのようにつくられるかご存知でしょうか?血液は心臓がポンプの役割をして全身に流れを作ってくれますが、リンパの流れは筋肉が動く事によってつくられています。つまり下半身の筋力が不足していると、リンパの流れをうまく作れなくなってしまうんです。その結果は当然ながら下半身デブです。
骨盤・下半身のゆがみ
ちょっとした事なのに、下半身の見た目に大きく作用するのが骨盤などの下半身の歪み。本来あるべきところから骨盤がずれてしまいますと、内臓などその他さまざまなものが本来あるべき位置からずれてしまう事になってしまいます。同じ体重だとしても、身体の中心の方に中身がよっているのと、ずれているのでは、当然ながら前者の方が細く見えますよね。普段姿勢が悪いなんて人は要注意です。
老廃物によるむくみ
地球上に生きて行く限り、どうしようもないのが重力。重力のおかげで地面の上で安定して生活ができる反面、いろんなものが下向きに引っ張られてしまいます。お肌のたるみなどの原因でもありますよね。当然ながら老廃物もその一つ。身体の下の方に引きずられて、下半身に溜まってしまいがちなんです。その結果、脚がむくみ、なんだかパンパン⇒下半身デブという流れが作られてしまうんですね。

今すぐ解決!モデル直伝の下半身すっきりコーデ術
春
春になりだんだん温かくなってきますと、少しずつ肌を出してゆきたいもの。となるとおすすめしたいのがロールアップ。いつものジーンズなども思い切ってロールアップしてあげると、それだけで脚が細く長く見える効果があるんです。足元をさらにスッキリ見せるために軽めのスニーカーを合わせてみてください。
夏
夏になると露出を大きくしてゆきたいものですが、日差しを避けるためにも薄手で長めのスカートを持ってくるのがおすすめ。その際にはちょっと派手な柄を選んであげると、夏らしい元気な雰囲気も生まれてきます。スカートを活かすために、トップスは薄手の色のシャツを合わせてください。
秋
夏も終わり、だんだんと涼しい日が増えてくる秋口。下半身デブを隠すには好都合なシーズンの始まりです。おすすめはガウンワンピなどのロング丈シャツ。お尻周りもしっかりと隠してくれますので、安心して過ごす事ができますね。
冬
冬場もロングコートで隠せば良いのかと言いますと、そうでもないのがつらい所。というのも屋内は温かいですから、コートは脱がなくてはなりません。その際に下半身をスッキリ見せるポイントは、トップスに厚手のニットなどボリュームがあるアイテムを持ってくる事。下半身が相対的に小さくみえるんです。上半身にボリュームを持たせるテクニックは、その他シーズンにもおすすめです。

根本から解決しよう!下半身デブ解消法6選
1.リンパマッサージ
下半身デブの原因の一つである脚のむくみ。これを解消しない事には下半身やせは目指せません。となると有効なのがリンパマッサージ。下半身は重力に引きずられて、どうしてもリンパの流れが滞りがちになってしまいます。それをマッサージする事によってしっかりと流れをつくってあげましょう。リンパマッサージの基本はリンパの交差点であるリンパ節をほぐしてから、そこに向かって優しくさするというもの。あらかじめ交差点の渋滞を緩和させてあげる事によって効果がしっかりと出るんです。
2.ヨガ
骨盤の歪みが気になる人はヨガがおすすめ。ヨガというと、なんだかお金がかかったり、ハードな内容だったりするイメージもありますが、市区町村などが住民の健康維持のために実施している教室などもあり、案外安く受講出来たりすることもあるんです。気になる方はぜひ一度お住いの地域の役場ホームページをチェックしてみたくださいね。
3.おすすめ有酸素運動3種
ウォーキング
付いてしまった脂肪を落とす為にはやはり有酸素運動が効果的。有酸素運動にはいろいろなものがありますが、気軽に始められるNo.1と言えば何といってもウォーキングです。理想的には専用の靴を買いたいとこではありますが、とりあえずであれば今すぐにでも始められますよね。ウォーキングをする際の最大のポイントは「続ける」という事です。1回しっかりとウォーキングしたからと言って、その直後に脚が細くなるという事は残念ながらありません。週に3回程、ちょっとづつでもウォーキングを続けていれば、その結果としていつの間にか脚が細くなるんです。長く続けるためのコツは何といっても「無理はしない」です。毎週最低でも20kmは歩くぞなんてハードな目標を立ててしまいますと、おそらく1週目で挫折です。とりあえずはあまり数値にこだわらず、最低でも週に3回はしっかりと歩こう位のざっくりした目標としておきましょう。また目標を達成できなくても、しょうがないよね位の軽い気持ちでいる事も続けるコツです。大人ですから、忙しかったり、体調がすぐれなかったり、やる気がどうしても出ない事はあります。それも許容しつつ続けてゆきましょう。
ジョギング
ウォーキングでちょっと体力がついてきたなんて人にぜひトライしてもらいたいのがジョギング。ウォーキングよりも身体への負荷がぐっと高まる分、消費するカロリーの量もぐっと高まります。また筋肉もしっかりと刺激される分、ウォーキングよりもむくみ解消などにしっかりと効果を発揮してくれます。学生時代以来10年以上長距離なんて走ってないし……なんて人でも、人と話ができる程度のゆっくりした速度であれば、案外長距離を走れるものですよ。これからジョギングを始めるという人への注意点としましては、必ずジョギング用の靴を手に入れるという事。普通のスニーカーではそのクッション性や重さによって膝に思わぬ負担がかかり、場合によってはケガのもとです。また、走る前の準備運動もお忘れなく。
エアロバイク
ウォーキングやジョギング。慣れてくれば非常に爽快なんですが、唯一の問題点は天候に左右されてしまうという事。がっしりと雨が降っている最中に出歩くなんて考えただけでもうんざりしてしまいますよね。そんな場合にはエアロバイクがおすすめ。室内でしっかりと有酸素運動ができますし、またテレビを見ながらなど、退屈する事なく運動を続けられます。エアロバイクなんてお高いんでしょう?なんて声が聞こえてきそうですが、安いものでは10,000円程度で販売されています。もちろん折りたたむ事もできますので、収納だってらくちんですよ。
4.おすすめ筋トレ3種
スクワット
有酸素運動と共に取り入れたいのが筋トレ。筋力がアップしますと、それによって身体が引き締まり、同じ体重でもほっそりと見えるという事もありますし、代謝アップによる脂肪燃焼だって期待できます。さらにはリンパの流れも作ってくれるのですから、下半身デブ脱却には欠かせません。下半身引き締めのための筋トレの基本中の基本となるのがスクワットです。やり方はとっても簡単。足を肩幅くらいに開き、両の手は頭の後ろに組みます。そして呼吸を止めずにゆっくりと腰を落としてゆき、そして呼吸を止めずにゆっくりと身体をもとにもどします。それを複数回繰り返しましょう。これも無理のない範囲内で行う事が長く続けてゆくコツです。
ヒップリフト
お尻周りの引き締めに効果を発揮してくれるのがヒップリフト。まずは仰向けになり、手は下向きに伸ばします。手のひらは地面をおせるように下向きに。そして膝をたてておきましょう。これが基本の姿勢。ここから呼吸を止めずにお尻をじっと持ち上げてゆきます。身体から太ももまでが一直線になった所で一瞬停止、そしてゆっくりと元の姿勢に戻します。これを一定回数繰り返せば完了です。
カーフレイズ
ふくらはぎ周辺を鍛えるためにはカーフレイズがおすすめ。まずはまっすぐに立ち、その状態からかかとを上げて、つま先立ちの姿勢に。そこからゆっくりともとの姿勢に戻すだけです。これを繰り返す事により、ふくらはぎが引き締まってゆきますよ。
5.着圧ソックス
脚のむくみが気になる人は着圧ソックスを使うのもおすすめ。着圧ソックスは足首、ふくらはぎ、膝と適度な圧力をかける事によってリンパの流れをつくりだしてくれるというもの。着けているだけというお手軽さが人気の秘密です。多くの着圧ソックスがある中で、編集部おすすめのアイテムが
6.むくみ解消サプリ
むくみを解消するためには、バランスのとれた食生活で身体にナトリウムが溜まりにくくする事が大切なんですが、忙しくて外食がちなんて人ではなかなかそうは行かないですよね。そんな場合にはサプリメントの力を借りてみるのもおすすめ。
下半身デブを脱却するための3つのコツ
食事と運動を併用したダイエット
ここまで下半身デブを解消する方法についてご紹介してきましたが、それを成功させるためにはコツがあります。その一つが食事と運動を併用したダイエットを実施するというもの。基本的に痩せるためには「摂取カロリー<消費カロリー」とならなくてはいけません。どれだけ運動をしてカロリーを消費しても、それ以上に美味しいものを食べたり、運動後のビールを楽しんでいては、痩せる事は不可能です。一方で、痩せるためにと極端にカロリーの摂取量を抑える事はNG。人間が生きて行くためには多かれ少なかれエネルギーが必要です。そのエネルギー源である食べ物を摂らずにいると、痩せるというよりもやつれてしまいます。お肌も再生されなくなりますので見た目はボロボロ。そもそも痩せる目的の一つである「美しさ」とは遠い所です。また、極端にカロリーを摂取せずに痩せた場合、食事の量を元通りにした瞬間に身体は元通りになろうとします。結局リバウンドをしてしまい、努力は水の泡となってしまうのです。そうならない為には、バランスの良い食事を腹八分目にしつつ、無理のない範囲内で適度に運動をする。なんだかんだでそれがダイエット成功への一番の近道ですよ。
長期的な目標を立てる
気になる下半身、明日までに何とかしたいっ!!なんて思う事もありますが、一晩で体型がどうにかなるなんて事はやはりありません。どんな事でもしっかりモノにするためには、長期的な目標が大切です。今月中にマイナス5kgは無理でも、来年であれば可能性が見えてきますよね。ただし、長期的な目標は「今月くらいは良いかなぁ」なんて自分に甘えてしまう事もありますので、毎日記録をとる事が大切。毎朝体重計に乗って、スマホアプリで管理、そのグラフが見えてきますと自ずとやる気が充実してきます。特に下がり傾向が見えた時にはもっと頑張ろうという気にもなるものです。また、長期的に実施したダイエットはそう簡単にはリバウンドもしないので、そういった意味でもおすすめです。とは言え、「来年まで一切甘いものを食べない!」なんてハードな目標を設定してしまいますと、必ずどこかで破綻しますので、時々は甘いものなども楽しんでくださいね。
自分の体型に合ったファッション
長期的な目標をもって解決すべき下半身デブ問題、とは言え今この瞬間に悩んでいるという人も多いですよね。そんな人はとりあえず自分の体型にあったファッションを見つける事も大切です。自分に似合う服であれば、コンプレックスな部分がむしろ映えるなんて事も案外多いもの。自分だけでお洋服を選ぶと、どうしてもいつも通りになってしまいます。友人の意見を聞いたり、店員さんと相談したり、ちょっと新しいタイプのお洋服に挑戦する事によって、突破口が見えてくるかもしれません♪
あなたはどの方法で下半身デブから卒業する?
下半身デブ対策、如何でしたか?むくみによって足がパンパンといったタイプの人は、とりあえずのマッサージと、定期的な運動などによってそれなりに改善してゆきます。そうでない場合にも、やはり運動は大切です。急激に脚が細くなるという方法はありませんが、地味であっても続けていればだんだんと効果は出てくるもの。長期的な目標を立て、体重などの指標をしっかりと記録していれば、良い結果に繋がってゆくかもしれませんよ。ただし、運動やヨガをしているからと言って、食べ過ぎは厳禁。自分に合った方法で、素敵なボディを手に入れてくださいね♪