目次
- チョコレートにダイエット効果あり・・?
- 成分別・カカオのダイエット効果とは?
- カカオ含有率70%以上のチョコレートの意外な効果とは?
- 購入時に注意!カカオの商品表示
- 食べたいけど気になるカロリー!【1日50gが目安】
- タイミングが重要!チョコレートダイエットの方法と注意点
- 楽天通販でも人気!おすすめのカカオ含有量70%以上チョコレート
- チョコレートはうまく付き合えばダイエットの強い味方
チョコレートにダイエット効果あり・・?
チョコレートにダイエット効果があると聞いた時は、スラリ編集長「ほそみん」こと私・細身すらりも信じられませんでした。そこで徹底的にチョコレートについて調べてみたんです。すると、驚くべきチョコレートの効果が次々とわかったんですよ!
カカオにダイエット効果がある!
チョコレートの原料はカカオ。実はこのカカオにダイエット効果があるんです!だからといって、むやみやたらに食べるのは厳禁。カロリーが多くなってしまって、逆効果になってしまうことも。普通に売られているミルクチョコレートなどではなく、カカオ75%以上のものをおすすめしますよ。甘みが少なく濃厚な「大人の味」なので、コーヒーとの相性もばっちり!甘いモノが苦手な人にも食べられる、大人のチョコレートです。
成分別・カカオのダイエット効果とは?
それではカカオの成分を詳しく見ていきながら、どのようなダイエット効果があるのかも一緒にチェックしていきましょう。「こんなにダイエット成分が含まれてるの?」ってびっくりしちゃうかもしれませんよ。
カカオは中央アメリカから南アメリカが原産。学名は「テオブロマ」といい、ギリシャ語で「神々の食べ物」という意味なんだそうです。神様が食べるくらいですから、健康に良い成分がたくさん入っていそうですね。
カカオポリフェノール
カカオにはカカオポリフェノールという成分が入っています。ポリフェノールというと抗酸化作用があることで知られていますね。体の中の活性酸素を取り除いてくれるため、アンチエイジング効果が期待できるということで有名な成分です。実はこのカカオポリフェノールには、基礎代謝を上げる働きもあるんです!
カカオポリフェノールは甲状腺ホルモンの分泌が促進されます。甲状腺ホルモンとは、首にある甲状腺から分泌されて、全身の細胞の代謝を上げる働きがあります。その結果、基礎代謝が上がるというわけです。
基礎代謝が上がるとどうなるのでしょうか?基礎代謝というのは「特別な運動などをしなくても、日常生活を送るだけで消費されるエネルギー」のこと。基礎代謝が上がれば、エネルギーを消費しやすくなるわけです。つまり、「痩せやすい体になる」ということなんですよ。聞くだけでわくわくするでしょ♪
また、ポリフェノールの高い抗酸化作用により、血液中のコレステロールの酸化が抑えられ、動脈硬化の予防になるだけでなく、血流もアップ。血流が上がると体温が上昇するため、基礎代謝もアップするんですよ!また、アンチエイジング効果もあると言われています!
カフェイン
コーヒーでおなじみのカフェインもカカオには含まれています。仕事中にコーヒーを飲むことがありますよね?実はカフェインは集中力をアップさせる効果があると言われているんです。また、つらい偏頭痛を和らげる作用も!
もちろんダイエット効果もありますよ。カフェインは、脂肪の燃焼を促進する「リパーゼ」という酵素を活性化させる働きがあり、脂肪が燃焼しやすくなる環境を作ってくれるんです。さらに疲労回復効果もあると言われているそうですよ。
ただし、カフェインのとり過ぎには注意してくださいね。眠れなくなってしまったり、ひどい時にはカフェイン中毒になってしまったりすることもあるんだそうです!
テオブロミン
カカオに含まれているテオブロミンという成分は、大脳を刺激、活性化してくれる働きを持っています。そのため、集中力、記憶力や思考力を高めてくれるといううれしい働きがあるんです。また、自律神経を調整したり、緊張を和らげてリラックスできるという効果も。ストレスを抱えた状態だとダイエット効果も下がってしまうんだそうです!リラックスは大事ですよね。
ちなみに、テオブロミンもカフェインのような覚醒効果があるようですが、カフェインよりはゆるやかに働くみたいですよ。
レプチン
カカオポリフェノールが体内に入り、脂肪細胞まで届くとレプチンという物質を作り出します。このレプチンというのは脳の満腹中枢を刺激するため、「お腹がいっぱいになった」と脳が錯覚し、食欲を抑えるという効果があるんです。
また、脂肪の蓄積を抑えるといううれしい効果もあるんだそうですよ!同時にエネルギー消費を上げる働きもあるので、痩せやすい体作りにはピッタリの成分ですね。
アディポネクチン
カカオポリフェノールが体内に入ると、レプチンだけでなくアディポネクチンという物質も作り出します。アディポネクチンには、血糖値の上昇を緩やかにすることで糖尿病の予防する働きがあったり、糖やコレステロールの代謝に関わっているためメタボリック症候群対策になったりと、ダイエットには最適な成分なんだそうですよ!
エピカテキン
カカオには「エピカテキン」と言う物質も含まれています。お茶に含まれているので有名な「カテキン」の一種ですね。エピカテキンは「高分子ポリフェノール」の一種で、とても強い抗酸化作用があるんです。体の中の活性酸素を除去することにより、動脈効果、脳卒中予防、心筋梗塞予防、高血圧予防ができ、血圧を低下させ、血管の若返りもでき、アンチエイジング効果まであるんです。ダイエットをしているときに食事制限をしたせいでお肌がカサカサに・・・ということもなく、きれいにダイエットできますね。
カカオ含有率70%以上のチョコレートの意外な効果とは?
実はカカオの含有量が70%以上のチョコレートには、ダイエット効果だけでなく、意外な効果がたくさんあることがわかっているんだそうです!調べてみてびっくりしてしまったさまざまな効果をご紹介しますね。
虫歯の予防効果
カカオ70%以上のチョコレートは、何と虫歯の予防効果があるそうですよ。チョコレートといえば高カロリーな上に甘いので、ダイエットには向かない上に虫歯にもなりやすいというイメージですよね。実は1954年にスウェーデンのある病院で、5年にわたって虫歯の原因を調べる実験が行われ、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールには虫歯を防ぐ役割があるということが証明されたんだそうです。虫歯菌に対する抗菌・殺菌効果や、歯垢をつきにくく効果、口臭予防の効果もあるということですよ!
がんの抑制・予防・改善
カカオポリフェノールの抗酸化作用によって、何とガンの予防やがん細胞の抑制効果があることがわかったんだそうです!スペインでは結腸がんの予防効果があるという研究結果が発表され、スイスではがん細胞の抑制効果が確認されたんだそうです。おいしく食べてがん予防できるなんて、素敵だと思いませんか?
アレルギーを抑制する効果
カカオポリフェノールの効果によって、アレルギーに対する抗体が過剰に生産されるのを防ぎ、アレルギーが出にくくなる効果があるんだそうです。また、アレルギー症状が出てしまっても、重症化を防ぐ働きもあるんだとか!花粉症やアレルギーに悩む人には本当にうれしい効果ですね!
認知症予防
カカオには何と認知症を予防するという働きもあるそうです。愛知学院大と、チョコレートで有名な株式会社明治による共同研究で発表されました。カカオポリフェノールの多く含まれるカカオ75%のチョコレートを毎日25gずつ、4週間食べ続けたところ、脳細胞が増加するために必要とされているBDNFという因子が上昇したんだとか!このBDNFという因子は、減ってしまうことによりアルツハイマー型の認知症が起きてしまったり、記憶や学習などの認知機能と関連している因子なんだそうです。
生活習慣病
カカオポリフェノールの抗酸化作用によりコレステロール値が下がり、血液がさらさらになることで動脈硬化や高血圧、メタボリック症候群といった生活習慣病の予防につながることもわかっているんだそうです。現在、生活習慣病予備軍と言われる人は非常に多いですから、これはうれしい効果ですよね。
美容効果
そしてカカオポリフェノールの強い抗酸化作用はうれしい美容効果もあるんです!体内で活性酸素が増えてしまうと、肌や血管などが老化してしてしまいます。活性酸素が増えるということは「酸化する」ということ。つまり「体が錆びついてしまう」ということになってしまうのです。活性酸素が増えることによってシワやシミが増えたり、保湿力が落ちたりということにつながってしまうわけです。
カカオポリフェノールはこの活性酸素を除去してくれるので、アンチエイジング効果があると言われているんです。チョコレートには、ポリフェノールが多いことで有名な赤ワインの4倍以上ものポリフェノールが含まれているんですよ!
リウマチにも効果
手足の関節などが痛むリウマチにも、カカオポリフェノールは非常に効果的なんだそうです。リウマチ患者にカカオポリフェノールを与えた所、リウマチを引き起こす因子の発生が抑えられた上、関節の動きを滑らかにする滑膜細胞が増えたということが確認されたということです。
傷の治癒効果
カカオには何と怪我の治りを早くするという驚きの効果が!傷は細胞分裂を繰り返すことによって治りが早くなりますが、カカオには細胞分裂を活発にしてくれる「亜鉛」が多く含まれているんだそうです。何と医療現場では液体の栄養剤にココアを混ぜることで傷の治りを早くするということが行われているんだとか。
便通を良くする効果
カカオには食物繊維が豊富に含まれています。そのため、腸内環境を整え、便通がよくなるそうですよ。食物繊維はダイエットの強い味方です!便通が良くなると消化器官の働きも良くなり、基礎代謝も増えて痩せやすい体になるんですよ。
購入時に注意!カカオの商品表示
役に立つ効果がとても多いカカオですが、ただチョコレートを買って食べる、ということだkではダイエットには不十分です。どのような点に気をつけてチョコレートを買えば良いのかまとめてみましょう。
カカオ含有量70%の以上のチョコレート
ダイエットのためには、カカオを多く摂取することが大切。そのために、必ずカカオ含有量が70%以上のものを選びましょう。普通の甘いミルクチョコレートや、クリームたっぷりの甘いチョコバーなどではダイエットの役には立たないどころか、糖分が多くて逆効果になってしまいますよ。
食べたいけど気になるカロリー!【1日50gが目安】
チョコレートをダイエットに取り入れるときに、やっぱり気になるのはカロリーですよね。もしかしたら食べ過ぎちゃうなんてことがあるかも?どれくらいの量を食べたら良いのかをちゃんと知っておくことが大切です。
各種チョコレートの比較
市販されているチョコレートを、主な商品別にカロリーの比較をしてみました。何と驚きの結果が出たんです。
【一般的なチョコレートのカロリー】
メーカー | 商品名 | 1枚あたりのカロリー |
明治 | ミルクチョコレート ハイミルクチョコレート ホワイトチョコレート | 279kcal(50g) 280kcal(50g) 235kcal(40g) |
森永 | ミルクチョコレート ビターチョコレート | 284kcal(50g) 284kcal(50g) |
ロッテ | ガーナミルクチョコレート ガーナホワイトチョコレート | 289kcal(50g) 279kcal(45g) |
なんと、ビターだからカロリーが低いということではないんですね!ビターチョコレートはカカオの含有量がミルクチョコレートよりも多いため、より効果が期待出来るようです。
【カカオの含有量が多いチョコレートのカロリー】
メーカー | 商品名 | 1枚あたりのカロリー | 50gあたりのカロリー |
明治 | チョコレート効果カカオ72% チョコレート効果カカオ88% チョコレート効果カカオ95% | 427kcal(75g) 405kcal(70g) 362kcal(60g) | 285kcal 289kcal 301kcal |
何とカカオの含有量が多いチョコレートは、一番甘そうなミルクチョコレートやホワイトチョコレートよりもカロリーが高いんですね!
カカオの多いチョコレートは脂質が多い
実はカカオの含有量が多いチョコレートは普通のチョコレートよりも脂質が多いんだそうです。何と普通のチョコレートの1.5倍程度の脂質が含まれているんだとか!ダイエットや美容、健康に良いからといって食べ過ぎるのはちょっと問題ですね。それでは一日あたりどれくらい食べればいいのでしょうか?
1日50g以内で抑えよう!
カカオの含有量が多いチョコレートはカロリーが高いため、1日あたり50g以内に抑えるようにすると良いようです。実は50gでも十分な効果が得られるということがわかっているんだそうですよ。逆に多く食べたからその分効果も高くなる、というわけではなく、50g食べれば十分なんだそうです。
タイミングが重要!チョコレートダイエットの方法と注意点
チョコレートダイエットは、ただ食べればいいというわけではないんですよ。ちゃんとポイントやタイミングを抑えることが大切なんです。
食事前に食べて食欲をコントロールしよう
チョコレートを食べると満腹感が得られます。そのため、食前に1かけ食べておくことで食欲がコントロールされ、食事の食べ過ぎを防ぐことが出来るんです。また、食後にもう1かけ食べることで、さらに満足感が得られ、食事が終わったというスイッチにもなります。一度に大量にチョコレートを食べるのではなく食前・食後と分けて食べるといいですね。
食事は3食しっかりと摂ろう
ダイエットだからといって食事を食べてはいけないというわけではありません!むしろ無理のある食事制限はダイエット後のリバウンドなどを招いてしまいますよ。ですから、ちゃんと食事は3食しっかりと!栄養バランスの取れた食事を心がけるようにしましょうね。
ココアでも同じ効果
甘いモノが苦手な人や、チョコレートが甘くてダメ・・・という人は、ココアでも同じような効果がありますよ。もちろんカカオ含有量70%以上のココアを選びましょうね。ホットミルクで溶かして甘さ控えめのココアにしたり、コーヒーに入れたりということもできるので気軽に採ることが出来ます。甘さ控えめのスイーツ作りにも役立ちそうですね。
金属アレルギーやぜんそくの方は注意!
さまざまな効果のあるチョコレートですが、金属アレルギーの人はちょっと注意が必要かも!カカオ含有量の多いチョコレートには、普通のチョコレートよりも多いニッケルが含まれていることがわかっているんだそうです。何とその分量は普通のチョコレートの4倍だとか!
日本人は金属アレルギーにはなりにくいと言われていますが、最近では金属アレルギーでピアスなどをつけられないという人も増えています。金属アレルギーになると全身に皮膚炎が怒ってしまうことがあるので気をつけてくださいね。
また、カカオに含まれるテオブロミンは喘息の薬の効果を消してしまうことがあります。食べ過ぎに注意すれば基本的には大丈夫だと思いますが、念のため、喘息の薬を飲んでいる人や病院で処方されているという人は、お医者さんに相談してみるとよいのではないでしょうか?
楽天通販でも人気!おすすめのカカオ含有量70%以上チョコレート
楽天の通販でも人気のカカオ含有量が70%以上のチョコレートをご紹介します!通販で気軽に買えるというのはうれしいですよね!調べているうちに、私もついつい欲しくなってしまいました(笑)
●クーベルチュール スーパービターチョコ ガーナ80
何とカカオ含有量80%のチョコレート!ガーナ産のカカオを使い、酸味を抑えた味わいに仕上がっているんだそうです。お酒のお供にもぴったりの味わいと評判のチョコレートです。しかも一つ一つ個包装になっているというのもうれしいですね。1枚あたり10gなので、1日5つまで!とルールを決めて食べることができますよ。
内容量:80枚(800g)
価格:1,762円(税込み1,903円)送料別
●大東 スペリオール エクアトゥール70%
何と1kg入りでこの値段というのは非常にコストパフォーマンスに優れてますね。小粒でついつい口に運んでしまうおいしさだそうです。香料などを使用せず、チョコレートそのものの豊かな香りを楽しむことが出来るチョコレート。食べ過ぎには注意ですよ。
内容量:1kg
価格:2,177円(税込み2,351円)送料別
●ピュアレ ガーナのチョコ カカオ80%
何と80%もの高い含有率のガーナチョコ!個包装なのがうれしいですね。80%というと相当苦いように感じますが、苦味もほどよく食べやすかったという口コミがありました。逆に食べ過ぎてしまうので、自分で「◯袋まで!」とセーブしている人が多いみたいですね。
内容量:500g
価格:1,850円(税込み1,998円)送料別
●VANHOUTEN NEWエキストラダークチョコレート 70% 1kg
チョコレートやココアで有名なバンホーテンのダークチョコ!カカオの含有量は70%で、苦味と酸味のベストなバランスがポイントだそうです。バンホーテンの品質は世界中で愛されていることからも高品質なのがわかりますよね。個包装ではないですが、チャック付きの袋なので保存もばっちり!
内容量:1kg
価格:1,993円(税込み2,152円)送料別
購入はこちらから
●森永ココア カカオ70 200g
チョコレートだけでなく、カカオの含有量が高いココアもご紹介します。森永のココアといえばコンビニでも売られているほど有名で人気が高いですが、何とカカオ含有量70%のココアもあるんですね!本格的なカカオの味が楽しめるココアパウダーなんだそうです。
内容量:200g
価格:378円(税込み408円)送料別
チョコレートはうまく付き合えばダイエットの強い味方
いかがでしたか?ダイエットの敵だと思っていたはずのチョコレートが、実は選び方によってはダイエットの味方になってくれるんですね。ちゃんとカカオの含有量が高いものを選ぶことと、食べる量をしっかりセーブすることが大切。ダイエットライフを楽しんじゃってくださいね。もちろん、チョコレートだけで痩せるわけではなく、あくまでダイエットをサポートしてくれるというのがこのチョコレートですから、暴飲暴食を避けて、適度な運動も心がけるようにしてくださいね。