美脚に見せるハイヒールの履き方とコツ。何センチがベスト?履きすぎがダメな理由も分かる

美脚に見せるハイヒールの履き方とコツ。何センチがベスト?履きすぎがダメな理由も分かる

目次

  • 正しいハイヒール選びで美脚を実現
  • 美脚の黄金比率は「1:1.618」
  • シーン別!自分にあったヒールの高さを知る法則
  • 手軽に選ぶなら”七五三”の法則
  • 足の形から見る最適なハイヒール選び
  • 「セクシー歩き」でダイエットも兼ねる
  • ヒール歩きは常にエクササイズ状態!?
  • 正しいヒール選びで美脚に一歩近づく

正しいハイヒール選びで美脚を実現

女子なら大抵の人が大好きなハイヒール。高ければ高いほどテンションもアップ♪私、ほそみんも大好きです!でも、ハイヒールは単なるファッションの一部ではないんです。実は、自分にあったハイヒールを正しく選ぶことによって、美脚になれちゃうんです!!

今回は、美脚になれる正しいハイヒール選びについて解説します!

美脚の黄金比率は「1:1.618」

美脚の黄金比率を知っていますか?美脚に見せるためにベストな比率は「腰上:腰下=1:1.618」なんです!でも、日本人女性の場合、腰下の長さが足りない人が大半だと思います。そういう場合は足りない分をヒールで補正しちゃいましょう♪

例えば、腰上が60cm、腰下が90cmの人がいたとします。この人に必要な腰下の長さは60cm×1.618=約97cm。つまり、7cmのヒールを履けば黄金比率になるというわけですね!

つまり高い方がいいって訳じゃない!

ヒールが好きな人だと、やっぱり高い方がテンションがあがりますよね。でも、高ければ高いほどいいって訳ではないんです。ベストは黄金比率を守ってヒールの高さを選ぶことなんですが、それよりも高いヒールを履くとアンバランスに見えてしまうんです。

しかも、高すぎるヒールを履くことによって、重心のバランスも崩れやすくなるので、腰や足に負担がかかってしまいます。そうすることで、反り腰や外反母趾のリスクも。反り腰はポッコリお腹の原因になるし、外反母趾になったら痛くてもうヒールが履けないかも…。

ヒールを選ぶときは、自分の体重を支えられる程度の高さを選ぶのがベストですね♪

シーン別!自分にあったヒールの高さを知る法則

さっきは、腰下と腰上の長さをもとにしたヒールの選び方でした。次は身長をもとにシーン別にベストなヒールの高さを知る法則について説明します♪

動き回る仕事の人は「身長÷30-2cm」

「基本的に毎日外回りのお仕事!」という人や「社内でも忙しくっていつも走りっぱなし(>_<)」という人にベストなヒールの高さは「身長÷30-2cm」なんです。

例えば、身長が150cmの人なら3cm、160cmの人なら3.3cmくらいという計算になります。

上品な場面では「身長÷30cm」

ちょっとフォーマルな場面など高すぎるヒールもNGだけど、ペタンコも寂しいという場合にベストなヒールの高さは「身長÷30cm」です。

例えば、身長が150cmのひとなら5cm、160cmの人なら5.3cmくらいになりますね♪

大人っぽくしたい方は「身長÷30cm+2cm」

気になるカレとのデートだったり、カジュアルなパーティだったり、「大人っぽく&華やかに決めたい!」という場合にピッタリなヒールの高さは「身長÷30cm+2cm」です。

だから、身長が150cmの人なら7cm、160cmの人なら7.5cmくらいがベストなんです!

手軽に選ぶなら”七五三”の法則

2種類の計算方法についてご説明しましたが、「難しい計算は嫌!」という人にオススメのヒールの選び方があるんです。それは「七五三の法則」。7・5・3が平均的な日本人女性にぴったりな高さなんです。では順番にご説明しますね♪

一番最適とされているのは7cm

実は、日本人女性の脚が一番綺麗に見えるヒールの高さは7cmなんです。7cmのヒールを履くと、自然に脚に力が入るため、脚の筋肉が引き締まり、背筋もピーンと伸びるんです。だから、脚だけでなくスタイル自体がよくみえるんですね♪

また、7cmのヒールだと、パンツスタイルでも、スカートでも関係なくコーディネートできるのも魅力の一つです。7cmヒールを履くだけでファッション全体がキマるのは嬉しいですよね!
中には「高いヒールは苦手……」という人もいるかもしれませんが、1度挑戦してみる価値ありですよ♪ただ、やっぱりベストなヒールの高さは、履いた時に自分の体重が支えられる程度の高さなので無理はしないでくださいね。

高いヒールが辛い人は3cm

「やっぱり高いヒールは辛い・・・」という人や「今日はスポーティーにキメたい!」という人にオススメのヒールの高さは3cmです。

たったの3cmですが、まったくのペッタンコに比べると脚の見え方は全然違うんです!また、3cmでも先の尖ったポインテッドトゥを選べば、それだけでも脚が長く見えますよ♪テーマパークなどアクティブなシーンなんかだと、脚を綺麗に見せながらも脚が疲れないのでオススメです。

幅広い場面で使える5cm

「3cmヒールだと低すぎる気がするけど、7cmヒールだと高すぎてまっすぐ歩けない……」という人にオススメのヒールの高さは5cmなんです。

5cmだと脚を長く見せながらも安定して歩けるのがポイントです♪また、カジュアルでも上品なワンピースにも合わせやすいし、お仕事やパーティーなどのフォーマルな場面でも使えるのが嬉しいですね。

足の形から見る最適なハイヒール選び

靴を選ぶとき、ついつい可愛さだけで選んでしまいがちですが、実は脚の形にあった靴の選び方があるんです。もし、間違った選び方をしてしまうと、つま先部分が圧迫されるため、外反母趾の原因になってしまうことも…。また、正しい姿勢で歩けなくなるため、骨盤の歪みの原因にだってなるんです。だから、可愛い靴を見つけても、すぐに衝動買いするんじゃなくって、いったん落ち着いて自分の足の形を見てみましょう♪

それでは、足の形にあった靴の選び方について順番にご説明しますね。

まずは自分の足の形を調べよう

足の形は大きく分けてエジプト型、ギリシャ型、スクエア型の3種類があります。ちなみにエジプト型、ギリシャ型の名前の由来は、古代の彫刻の足の形からつけられたそうです。

エジプト型

エジプト型は親指が一番長く、小指の方にいくにつれて短くなっているのが特徴です。日本人の7割がこのエジプト型なんだそうです。

また、このエジプト型ですが、先の細い靴を履くと、親指が長いため靴の中で親指が折れ曲がってしまいます。だから、親指が小指の方に曲がってしまう外反母趾になりやすいんです。

ギリシャ型

ギリシャ型は人指し指が一番長いのが特徴です。日本人では2割ほどがこのギリシャ型です。

また、ギリシャ型は人指し指が一番長いため、つま先部分が短い靴を履くと指し指がが折れ曲がってしまいます。だから、正しい靴選びをしないと、指がハンマーのように折れ曲がったままになるハンマートゥになってしまいます。

スクエア型

スクエア型はその名の通り、指の長さが均等で四角い形を足のことをいいます。また、日本人ではこのスクエア型は非常に少ないです。

また、スクエア型の人がポインテッドトゥやアーモンドトゥなどの先の尖った靴を履いてしまうと、足が圧迫されます。そうすると、外反母趾や小指が親指の方に曲がってしまう内反小趾になってしまいます。それだけでなく、足が圧迫されることによってウオノメやタコ、巻爪になってしまう危険性があるんです(汗)

エジプト型には先が丸い靴がオススメ

親指が長く、内側に折れてしまいがちなエジプト型さんは、先が尖ったものより、緩やかなカーブのラウンドトゥがオススメです。また、親指部分がゆったりとしたオブリークトゥなんかもオススメです♪

ギリシャ型は細くとがったもの

人指し指が長いギリシャ型さんは、つま先が長くなっているポインテッドトゥやアーモンドトゥがオススメです。つま先が長くなっていることで、人指し指が曲がってしまわずに済みます。

スクエア型はスクエア型を

スクエア型さんは指の長さが均一なので、先が四角くなっているスクエアトゥがオススメです。つま先が尖っていたりカーブのあるものだと、足の指が圧迫されてしまいます。だから、靴を選ぶときはなるべく、つま先部分がゆったりと広くなっているものを選ぶようにしましょう♪

「セクシー歩き」でダイエットも兼ねる

ファッションのためだけにヒールを履くなんてもったいない!ヒールを履いて正しい歩き方をすれば、自然と背筋やふくらはぎの筋肉が鍛えられるのでダイエットにも効果があるんです。また、インナーマッスルも同時に鍛えられるので、基礎代謝も上がり痩せやすい体になりますよ♪

でも、逆に間違った歩き方をしてしまえば、ふくらはぎに余計な筋肉がつき脚が太くなったり、足を痛めてしまうんです。
ヒールを履いたら正しい「セクシー歩き」で美脚を作っちゃいましょう!

「セクシー歩き」の方法

1. まずは基本の立ち方☆

内くるぶしが見える程度につま先を外側に向けて立ちます。目安としてはつま先は30度程度開いていればOKです。内股にならないことにより、お尻の筋肉や内ももの筋肉が鍛えられます。
そして、背筋はピンと伸ばします。正しく立てているかチェックしたいときは、壁に背中をつけて立ってみましょう。

頭、肩甲骨、お尻、かかとの4点が壁についていればOKです!

2.踏み出してみよう!

踏み出すときは、後ろ足に体重を乗せ、前足を前に出します。このとき脚をクロスさせるように前に出すのがポイントです☆脚をクロスさせて歩くことによって脚が長く見えるんです!

また、脚だけを使って歩くのではなく、骨盤や腰をつかって歩くように意識することでインナーマッスルが鍛えられます。このとき後ろ足の膝は曲がりがちですが、しっかりと伸ばしておきましょう♪

3.踏み出した脚を着地させよう!

前足を前に出したら、つま先とかかとを同時に着地させます。通常のウォーキングでは、「かかとから着地」が常識ですが、ヒールを履いているときは違います。ヒールを履いたままかかとから着地してしまうと、1点にのみ体重がかかるので足を痛めてしまうんです。足の指の付け根を意識しながら着地すると、上手につま先とかかとを同時に下すことができますよ♪

4.ここまでできたら後は繰り返し☆

前足を着地させたら、体重を移動させ、今度は同じように後ろ足を前に出しましょう!あとは、これの繰り返しです♪

ヒール歩きは常にエクササイズ状態!?

ヒールを履くと常につま先立ちのような状態なので、ふくらはぎの筋肉に力が入りっぱなしになるんです。また、重心のバランスを取ろうとすることで、ずっと背筋をしているような状態に。
ヒールを履くことによって刺激されている筋肉は他にもたくさんあるので、順番にご紹介しますね!

着用時に刺激される筋肉

ハイヒールを履いているときは、全身の色んな部位の筋肉を使っています。意識をして歩くことでまっすぐ歩けるようになりますよ♪

背中の筋肉

姿勢を保つために背筋が鍛えられます。ヒールを履くと自然と背筋がピンと伸びますよね。

でも、間違った歩き方をすると、背中の筋肉に引っ張られすぎて、反り腰になってしまうので要注意です。

腰まわりの筋肉

ヒールだと太ももをしっかりあげて歩く必要がありますよね。だから、太ももを引きあげてくれる腰まわりの筋肉が鍛えられます。

お尻の筋肉

姿勢を維持するために、背中と同様にお尻の筋肉も同時に鍛えられます。

内ももの筋肉

太ももを引きあげるために内ももの筋肉が鍛えられます。

ふくらはぎの筋肉

体重を支えるためにふくらはぎの筋肉が鍛えられます。でも、間違った歩き方をするとふくらはぎの外側に筋肉がつき「ししゃも足」になってしまうので要注意!

ヒールを履くとこれだけたくさんの筋肉を使っているんですね!長時間ヒールを履いた日は、ゆっくりお風呂に浸かって、ストレッチするのがオススメです♪

長時間履きっぱなしだとむくみの原因にも!?

脚を綺麗に見せてくれるハイヒールですが、実は履きっぱなしだとむくみの原因になってしまうんです。
ハイヒールを履いていると、いわば「つま先立ち状態」なので、脚に負担がかかり、常に緊張状態なんです。ある程度の時間なら、トレーニングになりますが、注意したいのは長時間履くとき。通常であれば、ふくらはぎの筋肉がポンプのような役割をして、血液を循環させてくれます。しかし、筋肉が緊張状態だとポンプの役割ができず、血液が滞ってしまうんです。つまり、「むくみ」ですね。

そうならないために、休憩中やトイレに入ったときなどにむくみを取るエクササイズをしてみましょう!

やり方は簡単。

  1. つま先を地面から上げて、かかとで立つようにします。そのまま3秒キープします。
  2. 3秒経ったら、元に戻して今度はつま先立ちで3秒キープ。
  3. これを1セットにして5~10セット繰り返します。

ポイントはふくらはぎの筋肉を意識しながらすることです☆ヒールで疲れた脚もなんだかスッキリしますよ♪

ローヒール時の正しい歩き方動画

ヒールを履いた時の歩き方ですが、ハイヒールとローヒールで正しい歩き方は変わってきます。それぞれの正しい歩き方をマスターして脚を綺麗に見せましょう♪

ローヒールを履いた時の正しい歩き方を紹介してくれている動画はコチラ☆


ローヒールを履いて歩くときのポイント☆

  • 脚を着地させるときはかかとから
  • 後ろ脚を前に出すときは、地面を押すようにして重心を移動させる
  • 膝をすり合わせるようにして歩けば女性らしい雰囲気に

ハイヒール時の正しい歩き方動画

ハイヒールを履いて歩くときのポイントはローヒールのときとはまた違ってきます。ハイヒールでの歩き方を詳しく説明してくれている動画があるので参考にしてみてくださいね♪


ハイヒールで歩くときのポイント☆

  • 脚を着地させるときはつま先をあげない
  • 重心は小指ではなく親指側へ
  • 膝を曲げるのは脚を前に出すときだけ
  • 体は上下させない

正しいヒール選びで美脚に一歩近づく

外反母趾や巻爪の原因になると悪者扱いされがちなハイヒール。でも、正しい歩き方と正しい靴選びをすれば、美脚を作ることだってできるんです。正しい歩き方の知識と自分の足の形あった靴の選び方をマスターして、美脚を目指しましょう♪

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