目次
- 女性の50%以上が足のむくみに悩んでいた!
- むくみが起きるメカニズムを知ることが解決への近道!
- アナタのむくみはどのタイプ?むくみの元になる6つの原因とは
- セルフチェックでむくみ度を診断してみよう!
- むくみが悪化するとセルライトになる!?
- 足のむくみに直接効く!8つのオススメ解消法
- 内側から改善♪ むくみに効果的な食べ物&簡単レシピを紹介
- これでむくみとサヨナラ!お手軽サプリで簡単にスッキリ脚に
- さらに健康的にむくみを解消したいなら「プラスα」を取り入れよう
- むくみは必ず解消できる!毎日のケアでほっそり美脚を手に入れよう
女性の50%以上が足のむくみに悩んでいた!

足が太く見える原因といえば「むくみ」!悩んでいる女子、多くないですか?アンケートによると、なんと女性の2人に1人は足のむくみを感じているそう。朝はスッキリしていたはずなのに、時間がたつにつれて「私の足ってこんなに太かった!?」って二度見しちゃうことありますよね。
- 夕方になると足が重くてだるい
- 長時間歩いていると足が太くなってくる
- 帰るときには靴がキツくて痛い
- ブーツのチャックが上がらない
- 足首が太くてメリハリがない
- 年々セルライトが増えてきた
などなど、こんな症状があったら要注意。実はむくみを放っておくと、下半身ばかりどんどん太くなっていくんです!蓄積されたむくみはやがてセルライトに…それが増えると足全体がボコボコになり、膝はお肉で埋もれていきます。もう、一刻も早く改善したいですよね(>_<)
「何年も毎日むくみを繰り返している」「体質だから治らないんじゃない?」なんて諦めるのはまだ早い!むくみについてしっかり知れば、スッキリ改善させるのはとっても簡単なんですよ♪今回は足痩せマスターの編集長ほそみんが、むくみが起こる理由からその解決法までばっちりお教え致します♪
むくみが起きるメカニズムを知ることが解決への近道!
まずはちょっぴり難しいお話ですが、むくみが起きるメカニズムをお勉強しましょう♪同じような生活をしているのに「むくむ人」と「むくまない人」がいる理由がこれですべて分かります!
むくみとは何が原因なの?
むくみには、私たちのからだの中にある「血液」と「間質液」が大きく関わっています。間質液とは、細胞と細胞の間を満たす水分のこと。血管のすぐそばにあって、お互いに栄養や老廃物が入った水分の受け渡しをしています。
普通は血管から間質液に「出ていく水分」と「戻ってくる水分」がちょうど良く保たれているんですが、食生活の乱れや運動不足がきっかけでこのバランスが崩れることがあります。すると肌のすぐ下にある間質液が多くなりすぎて「むくみ」が起こってしまうんです!ちなみに、滞っている水分に入っているのは老廃物。溜まれば溜まるほどその部分の代謝は落ちて、痩せにくくなっていきます。何だかむずかしい話ですね(^_^;)簡単にまとめると、
- むくみはいらない水分が溜まっているということ
- 皮下組織(肌)のすぐ下で起こっている
- むくみの水分には老廃物がたっぷり
- 放っておくとその部分の代謝が落ちる
という4つだけ覚えておけばOKです♪でも私たちの周りには「むくみにくい人」、つまりちゃんと水分のバランスを保って生活している人もいますよね。この違いはどうして起こるのでしょうか。
むくみのメカニズムは「静脈」が関係していた!
みなさんは、血管には「動脈」と「静脈」があることは知っていますよね。血管は全身に張り巡らされた「交通路」のようなもの。スタート地点の心臓を中心に、血液はこの道を使って流れていきます。むくみを解決するカギになる2つの血管の働きを詳しく見ていきましょう。
動脈の役割
動脈のお仕事は、酸素や栄養素をからだ中の細胞や器官に届けること。心臓から出発して全身を巡るので、「下り路線」って例えられたりしますね♪とっても優秀な宅配業者のようにどんな細道にもすいすい入り込んで、欲しい栄養を欲しいところに配達してくれます。
静脈の役割
静脈のお仕事は、細胞が出した老廃物やいらない水分、二酸化炭素を回収すること。流れてきた血液を心臓に送り返すことから「上り路線」に例えられます。静脈が集めてくれる老廃物の量は、なんとリンパの10倍だとか!あまり知られてないけれど、実はからだの中で一番頼りになるゴミ回収車なんですよ♪
足の静脈がしっかり流れていればむくみは起こりにくい
2つの血管の働きを見ると、むくみに深〜く関係しているのは「静脈」だっていうことに気付きましたよね。老廃物といらない水分は、まさにむくみの元!これさえしっかり流れていれば、むくみは起こりにくいはずです。では、静脈が流れる力の強さは何で決まるのでしょうか。
ポイントは「静脈還流」
さっき紹介した静脈の働きのことを、医学的には「静脈還流」と言います。心臓が血液を流すポンプの役割をしていることは、みなさんも知っていますよね。本当だったらこの働きだけで血液が循環すれば良いんですが、下半身の静脈は心臓から遠すぎてポンプのパワーが届きません。しかも重力に逆らって押し上げないといけないなんて、かなりの重労働ですよね!そんな大変な下半身の静脈還流には、とっても重要なお助け人が存在しているんです♪
足の血液を心臓に戻すのは「ふくらはぎ」の役割
重力に逆らって血液を戻すお仕事は、「ふくらはぎの筋肉」がしてくれます♪ふくらはぎは心臓のように分かりやすくドキドキはしていないけど、実はこんな働きをしているんですよ。
- 筋肉が緩んでいるとき…血管に血液を充満させる
- 筋肉が縮んでいるとき…血管を圧迫して、充満した血液を押し流す
★この動きを繰り返すことを『筋肉ポンプ作用』という
まさに筋肉ポンプの働きこそ、ふくらはぎが「第2の心臓」と呼ばれる理由。収縮することでぐいぐい血液を押し上げて心臓に返してくれます。さらに、血液が逆流しないように静脈には「逆流弁」が備わっています。足の静脈が重力に負けないのは、筋肉ポンプのおかげなんですね。
足のむくみの原因は「筋肉ポンプ機能の低下」
足の血液を押し上げてスムーズに流す、ふくらはぎの筋肉ポンプ。しっかり働いてくれないと、下半身ではこんなことが起こります。
- ふくらはぎの筋肉ポンプの働きが低下
- 心臓に戻るはずの血液が滞る
- 滞った血液で、静脈の血圧が上がる
- 血管に炎症が起こる
- 血管から、必要以上の水分がにじみ出る
- 間質液(※上記で解説)の中に、老廃物がたっぷりの水分が溜まったままになる
これが、むくみが起こるメカニズム。下半身の静脈は「重力の影響を直接受ける」「筋肉ポンプの働きに頼っている」という特徴があるから、特に足はむくみやすいんです!
・むくみは血管からにじみ出る老廃物や水分が原因
・それを流すには筋肉ポンプの働きが重要
という2つです。まさか静脈がリンパの10倍も老廃物を流しているなんて、知らなかった人も多いんじゃないでしょうか!筋肉ポンプと静脈は、むくみ解消には欠かせない名コンビなんですね♪
アナタのむくみはどのタイプ?むくみの元になる6つの原因とは
むくみのメカニズムが分かれば、原因は簡単です♪どうして日常生活で「筋肉ポンプの働きが弱まるのか」「余計な水分が溜まるのか」を解明すれば良いんですよね(^^)実は、その原因はたったの6つ!みなさんも自分がどのむくみタイプなのか確認してみてください♪
1.座りっぱなし・立ちっぱなしの作業が多い
立ちっぱなしや座りっぱなしの仕事をしている人は、時間とともにむくんでくることが多いですよね!これは、長時間「足の筋肉」を使ってないから。ずっと同じ姿勢でいると、血液は重力に負けて下半身にどんどん溜まってしまうんです。ふくらはぎがポンプ運動をするためには、筋肉をこまめに動かすことが大切!すき間時間を見つけてストレッチをすれば、夕方になってもほっそり脚を保つことができますよ♪
【夕方むくみやすい人にオススメのむくみ解消法】
- こまめに足のストレッチをする
- 着圧ソックス・ストッキングを使う
- 夜にリンパマッサージを行う
- 症状にあったむくみ解消のサプリメントを飲む
- ふくらはぎを鍛える運動を取り入れる
2.日頃からの運動不足
女子に多いむくみの原因は「運動不足」。足の筋肉をあまり使わないで過ごしていると、どんどん衰えていきます。筋肉ポンプの動きは、名前の通り「筋肉」が発達しているほどそのパワーは強いもの。確かにふくらはぎにしっかり筋肉がある人は、足のむくみとは無縁なことが多いですよね!下半身に水分や老廃物を溜め込まないためにも、適度な運動は大切ですよ(^_-)-☆
【運動不足な人にオススメのむくみ解消法】
- できるだけ歩いたり、階段を使う
- ふくらはぎを鍛える運動を取り入れる
- こまめに足のストレッチをする
- 症状にあったむくみ解消のサプリメントを飲む
3.からだの冷えからくる血行不良
1年中、悩まされる人が多い「冷え」。みなさんご存知の通り、からだが冷えると血流が悪くなります。血流が悪くなると、下半身の静脈に血液が溜まりやすくなって、筋肉ポンプの働きが追いつきません(>_<)運動やストレッチに気をつけているのになぜか足がむくむという人は、からだを温めることから始めてみてください♪
【冷えに悩む人にオススメのむくみ解消法】
- 下半身を温めるインナーや膝掛けを取り入れる
- 水分補給は常温やホットにする
- ショウガやスパイスを意識的に食べる
- からだを温める漢方を取り入れる
4.からだ(骨盤)の歪みによる血行不良
骨盤が歪むと、足の付け根にあるリンパ管が圧迫されます。すると下半身全体の血流が悪くなって、むくみを引き起こす結果に!なんと骨盤を正しい位置に戻すだけで、足がみるみる細くなることもあるほどなんですよ。その他にも骨盤の歪みは「生理痛、便秘、女性ホルモンの乱れ」など不調の原因にもなります。女子は特に気をつけたいですよね!
【骨盤の歪みに悩む人にオススメのむくみ解消法】
- 骨盤を矯正するアイテムや体操を取り入れる
- 普段から姿勢をよくして足を組まない
- 足のリンパマッサージをする
- 症状にあったむくみ解消のサプリメントを飲む
5.塩や砂糖、添加物の多い食事
塩分のとりすぎはむくみの原因になるって、みなさんも聞いたことありますよね。からだの中にたくさんの塩分が入ってくると、こんなことが起こります。
- 血液の塩分濃度が上がる
- それを薄めるために水分を取り込んで、血液の量が増える
- 血圧が上がって血管を圧迫する
- 血管から余計な水分がしみ出る
このしみ出た水分が、むくみの原因。これを解消できるのが、「カリウム」です!カリウムには塩分(ナトリウム)をスムーズに排出して、血圧を下げてくれる働きがあります。毎日のように塩分を取りすぎていると体中のカリウムが減り、ますますむくみやすい体質になってしまうんですよ!
とはいえ、もちろん塩分だってからだに必要なミネラル。カリウムとナトリウムは「1:1」のバランスで摂ることが大切です♪その他に注意したいのは「お酒・糖分・添加物」など。外食でもできるだけ、ナチュラルな素材や薄味のものを選びたいですね(^^)
【食生活の乱れに悩む人にオススメのむくみ解消法】
- カリウムやビタミンの多い食事をとる
- 暴食した後は2〜3日塩分や糖分を控える
- 運動やお風呂でしっかり汗をかく
- 症状にあったむくみ解消サプリメントやお茶を飲む
6.生理前や妊娠中のホルモンバランスの変化
生理前は「プロゲステロン」という女性ホルモンがたくさん分泌されて、食欲旺盛になったり、栄養を溜め込みやすいからだになります。すると水分が排出されにくくなり、いつもよりむくみが強く現れます。この時期はホルモンバランスを整えたり、からだを冷やさないことが大切!毎月かなり酷いむくみを感じる人は、一度婦人科で診てみらうのも良いかもしれませんね。
また、妊娠中もむくみやすい期間。お腹の赤ちゃんに栄養をあげるために血液の量が増え、血管からたくさんの水分がしみ出すことでむくみを引き起こします。妊娠中や生理中でも、筋肉ポンプがしっかり働いている人はむくみにくいそう。日頃からふくらはぎを積極的に動かすことが大切ですよ♪(※妊娠中毒症によるむくみは医師の指示を守ってください)
【生理中や妊娠中にオススメのむくみ解消法】
- からだを冷やさない
- 心地よいと感じるリンパマッサージをする
- 塩分や糖分の摂りすぎに注意する
- ウォーキングなど軽い運動をする
本格的に体質改善したいなら、からだの内側と外側、ダブルでケアするのがオススメ♪記事の後半でむくみ解消法を紹介するので、そちらをぜひ実践してみてくださいね(^_-)-☆
セルフチェックでむくみ度を診断してみよう!
次は、アナタがどれくらい「むくみやすい人」かを見ていきましょう。慢性的なむくみ足を作っているのは日常の生活習慣がほとんど。チェックの数が多いほどむくみやすいタイプなので要注意です!
10秒でわかる!むくみ度セルフチェック
- 立ちっぱなし・座りっぱなしの作業や仕事が多い
- 皮下脂肪が多くて肥満体型だ
- 運動をする習慣がない
- 汗をあまりかくことがない
- 足先や手足、太ももが冷たい
- お風呂はシャワーだけで済ませることが多い
- 塩辛い味付けや甘いものが好き
- 野菜をあまり食べない
- お酒が好きでよく飲んでいる
- 水分をあまり摂らない・摂りすぎてしまう
- 寝付きが悪い
- ストレスがたまっていると感じる
【診断結果】
0〜2個の人は「むくみ度10%」
まだまだ簡単なセルフケアだけで解消することができます。ただし「運動する習慣がない・肥満体型」にチェックが入った人は近い将来むくみやすくなることも。今のうちから運動する習慣をつけて、足の筋肉ポンプを鍛えておきましょう!
3〜5個の人は「むくみ度30%」
このタイプの人は「たまにむくむけど、翌日には治っている」という人がほとんどではないでしょうか。運動の習慣さえあれば、ほんの少し生活を変えるだけでもっとむくみにくくなりますよ♪より美脚を目指したいならチェックした項目を改善できるように頑張りましょう♥
6〜8個の人は「むくみ度50%」
そろそろ危険な6〜8個。すでにむくみに悩んでいる人も多いかもしれませんね。特に「運動不足・塩辛いものが好き・肥満体型」の人は要注意!今からしっかり生活を見直さないと、慢性的なむくみに悩まされることになりますよ!
9〜10個の人は「むくみ度100%」
9〜10個チェックが入ってしまった人は、かなりむくみやすいタイプです。朝と夜の足の太さが毎日違う、足首が太くなってきたと感じる人もいるのではないでしょうか。「運動不足・食生活の乱れ・冷え」など原因は複数あるので、ひとつずつ改善していくことが大切です。
12個すべての人は「むくみ度120%」
すべてに当てはまった人は、すでにレッドゾーン!足のむくみが日常茶飯事になっていませんか?もし今はそれほど感じていなくても、その生活を続けていれば確実に足はむくんできます!美容のためだけじゃなく、健康のためにも生活スタイルや食生活を見直していきましょう。
この他に「尿の量が少ない、背中や腰が痛む、全身がむくみやすい」などの症状は、腎臓が原因の可能性があります。運動もしているし塩分も控えているのになぜかむくむという人は、一度病院で検査してみると良いかも知れません。
むくみが悪化するとセルライトになる!?
足が重だるくなって、見た目も良くないむくみ。でも、一晩寝たら良くなっているからって放っておいていませんか?実は、むくみが悪化すると美脚からはどんどん遠ざかってしまうんですよ!
どうしてむくみがセルライトになるの?
美脚の大敵セルライト。それほど太っているわけじゃないのに、足にセルライトがついている女子もいますよね。それ、原因はむくみや冷えなんです!セルライトは大きく肥大して固まった脂肪のこと。もちろん太り過ぎでもできますが、肥大する原因はそれだけじゃありません。
「セルライトができるメカニズム」

- むくみが起こる(老廃物や水分が溜まっている状態)
- 血行が悪くなって、代謝が下がる
- 脂肪が燃焼されにくくなる
- 老廃物が脂肪に絡みついて肥大化
- ただの脂肪がセルライトに変わる!
こうしてできたセルライトは、さらに血管やリンパを圧迫してどんどん代謝は低下…。ますます脂肪は燃えにくくなり、足は太くなっていきます。そして一番の問題は「できてしまったセルライトはなかなか消せない」ということ。初期ならまだセルフケアで解決できても、重症になると手術で除去するしか道はないんです!その日のむくみはその日のうちにケアすることが、セルライトを作らない秘訣!毎日のむくみケアで、凸凹のないスラッとした美脚を手に入れましょう♪
足のむくみに直接効く!8つのオススメ解消法
むくみって、知れば知るほど放っておいちゃダメなんだって分かりますよね!嫌なむくみをなくすためには、ほんの少しの努力が大切♪まずは誰にでも簡単にできる解消法から始めてみませんか?
簡単にすぐできる!むくみ解消・初級編
初級編はすきま時間でできる足のストレッチ♪根本的に改善するほどの効果はないけれど、足の筋肉ポンプを効果的に動かすことができます。休み時間やトイレなどちょっとした時間に取り入れてみてください♪
1.足指のグーチョキパー運動
靴で締めつけられている足の指を解放して、グーチョキパーの動きをしてみましょう。
ポイントは、できるだけ大きく動かすこと!足先の筋肉が動くことで、血の巡りが良くなっていきます。家にいるときは、ペディキュア用のフットセパレーター(ネイルパッド)で足の指を広げるのもむくみ解消に効果的ですよ♪
2.つま先上げ下げストレッチ
つま先をぐぐっと上げる運動は、ふくらはぎのトレーニングになります。やり方は、かかとを地面につけた状態でつま先をできる限り上げるだけ。そのまま3〜5秒キープすることを10回ほど繰り返しましょう。しっかりふくらはぎの筋肉を意識して動かすのがポイントです!
3.かかと上げ下げストレッチ
次は、かかとの上げ下げ。つま先立ちのまま3〜5秒キープ→かかとを一度おろすという運動を10回繰り返します。
普段まったく運動をしない人は、もうこれだけでもキツく感じるかも。ヒップアップ&足首をキュっと引き締める効果もあるので、ふくらはぎとお尻の筋肉を意識すると良いですね♪
4.足首ぐるぐる運動
仕事中でもこっそりできるのがこちら!足首を「時計回り」と「反時計回り」にぐるぐると動かして、血流を良くする運動です。回数は好きなときに好きなだけでOK。
できるだけこまめに行うのがむくみを防ぐポイントです!
5.下半身の血液を流す脚上げストレッチ
毎晩、お家に帰ったらぜひやって欲しいのが「脚上げ」。やり方は寝転んだ状態で脚をまっすぐ天井に上げて、そのまま3〜5分キープします。
脚を高く上げることで、下半身に溜まっていた老廃物や血液はスムーズに心臓に戻るんですよ。終わった後はすーっと脚が軽くなるのぜひお試しください。
効果抜群!むくみ解消法・中級編
ここからはちょっと手間がかかるけど、そのぶん効果が大きいものを紹介します。むくみが酷い人はできれば毎日、ムリそうなら1週間に2〜3回から始めてみてください♪
1.ふくらはぎの運動・筋トレをする
根本的にむくみを改善したいなら、やっぱりふくらはぎを鍛えるのが1番!筋肉がつくまでには時間がかかるけど、筋肉ポンプを動かすことでその日のむくみも解消できます。少しずつ筋肉がついていけば、足のむくみとは無縁の生活に。こちらの記事でやり方を紹介しているので、ぜひチャレンジしてみてください♪私の1番オススメの方法ですよ!
//記事URL準備中// ※「ふくらはぎ 筋トレ」の記事にリンクする
2.リンパマッサージ
リンパのお仕事は血管が入り込めない細かいところに栄養を届けたり、老廃物やいらない水分を回収すること。静脈では取りきれなかったゴミまで取り除いてくれるから、「からだの下水道」なんて呼ばれたりしていますね♪そんなむくみと大きな関わりがあるリンパは、筋肉ポンプの動きだけで流れています。つまり運動不足の人は、リンパと静脈ダブルで老廃物を溜め込んでいるということなんです!!
これを運動ナシで簡単に流せるのが「リンパマッサージ」!からだの下水道がドロドロに汚れる前に、自分の手でキレイにしてあげましょう。やり方には方向やコツがあるので、こちらの記事を参考にしてみてください♪
//記事URL準備中// ※「リンパマッサージ 足」の記事にリンクする
3.ツボ押し
運動やリンパマッサージと一緒に取り入れてほしいのが「ツボ押し」。からだには360個のツボがあると言われていて、その中には「血行を促進する」「リンパの流れを良くする」「水分の代謝をスムーズにする」などむくみに効果的なものがいっぱい♪押し方やツボの位置はこちらの記事で紹介しているので、ぜひ試してみてください。お風呂の中や休憩中などほんの少しの時間で簡単にできますよ。
//記事URL準備中// ※「脚むくみツボ」の記事にリンクする
簡単にスッキリさせたい、リラックスしながら解消したいという人には「初級編ストレッチ」や「リンパマッサージ」「ツボ押し」がオススメ。むくみを翌日に持ち越さないためにも、毎日できることをコツコツ続けていきましょう(^_-)-☆
内側から改善♪ むくみに効果的な食べ物&簡単レシピを紹介
からだの中からむくみを治していくためには、食習慣の改善が重要!どんなに運動やマッサージをしても、むくみの元を作り続けていたら意味がないですよね。ここではむくみに効果がある食べ物やレシピを紹介するので、ぜひ積極的に取り入れてみてください♪
むくみ解消に効果的な栄養素ベスト5
1.カリウム
カリウムには塩分をスムーズに排出して、からだの水分量をちょうど良く保つ働きがあると言われています。これによって「むくみの改善・利尿作用・高血圧の予防」など嬉しい効果が期待できます♪さらにカリウムは、筋肉の収縮にも関わっているそう。むくみ女子にはこれ以上ないほどピッタリな栄養素ですよね。1日の摂取目安は成人女性で「2,000〜2,600mg」。腎臓が健康なら取りすぎてもほとんど害はありません♪
【カリウムを多く含む食べ物】
- アボカド
- バナナ
- ほうれん草
- 海草類
- ナッツ類
- ウリ科の野菜(キュウリやスイカ、カボチャなど)
2.ポリフェノール
ポリフェノールで注目したいのは高い抗酸化作用!血管を強くして血液をサラサラにしたり、新陳代謝をアップさせる働きがあると言われています。新陳代謝が上がると血の巡りが良くなるのはもちろん、冷え性の改善にも効果的!冷えからくるむくみの人は特に積極的に摂ってほしい成分です。1日の摂取目安は成人女性で1,500mg。お肌のアンチエイジングにも効果的なので、毎日欠かさず取り入れたいですね♪
【ポリフェノールを多く含む食べ物】
- 明日葉
- ブルーベリー
- 大豆
- ショウガ
- 緑茶
- カカオ
3.サポニン
サポニンは、食べ物の苦みやえぐみになっている成分。苦手な人も多いですが、実は利尿作用や悪玉コレステロールを排出してくれる働きがあるそうです。足がむくんでいると感じたときは、サポニンを摂ってお手洗いの回数を増やしましょうね(^^)摂取目安量は特にナシ。ただし食べ過ぎると善玉コレステロールまで減らしてしまうと言われているので、常識の範囲内で食べてください♪
【サポニンを多く含む食べ物】
- キュウリ
- スイカ
- 冬瓜
- 大豆
- アマチャヅル茶
- 朝鮮ニンジン
4.ビタミンB1
血液の中にあるたんぱく質が増えたり減ったりすると、血管から水分がにじみ出てむくみとなって現れてしまいす。ビタミンB1にはたんぱく質を分解してこの量を一定に保つ働きがあると言われています。また、脂肪のもとになる糖質の分解をサポートして血液をサラサラにする効果も!「むくみ予防、代謝アップ」のためにはビタミンB1が欠かせないんですね♪1日の摂取目安は成人女性で「1.1mg」。摂りすぎても尿で排出されるので、異常なほど食べなければ副作用の心配もありません(^^)
【ビタミンB1を多く含む食べ物】
- 豆腐
- カボチャ
- ごぼう
- ほうれん草
- 豚肉
5.ビタミンB6
ビタミンB6はには女性ホルモンのバランスを整える働きがあると言われているので、生理前にむくみやすい人に特にオススメです!また、ビタミンB1と同じくたんぱく質の分解をサポートしたり、血液をサラサラにする効果もあるそう。ビタミンB6の摂取目安は「1.2mg」。他のビタミンB群と一緒に摂ることでさらに働きがアップするのでバランスの良い食事を心がけましょう♪
【ビタミンB6を多く含む食べ物】
- 大豆
- にんにく
- マグロ
- サンマ
- カツオ
- 鮭
むくみ解消に役立つ♪簡単にできるオススメレシピ
むくみに効果的な栄養をバランスよく摂るためには、自炊も大切!ここでは簡単にできて効果抜群のレシピを紹介します♪むくみの元を作らせないためにもぜひ取り入れてみてくださいね。
とっても簡単!「ズッキーニとキュウリのさっぱりマヨ炒め」
ズッキーニとキュウリにはとにかくカリウムが豊富!さらにサポニンやビタミンBも同時に摂れるので、むくみに効果抜群です。マヨネーズが気になる人は、オリーブオイルで代用してもOKですよ♪
【材料】
- ズッキーニ…1本
- キュウリ…1本
- マヨネーズ…大さじ1
- ポン酢…大さじ2
- 水…大さじ1
- 塩コショウ…お好みで
【作り方】
- ズッキーニとキュウリを1cmほどの厚さに切る
- マヨネーズ(またはオリーブオイル)で炒める
- ポン酢と水を入れて煮からめる
- 塩こしょうで味を整える
即効性あり!「アボカドバナナスムージー」
アボカドをスムージーに!?と思う人もいるかもしれないけど、実は原産国ではジュースにする方がメジャーだとか♥たっぷりのカリウムやサポニン、ビタミンBが速攻で摂れる上に、美肌効果も抜群です♪バナナの香りでキュウリのクセも気になりませんよ。
【材料】
- アボカド…1/4個
- バナナ…小1本
- キュウリ…1/4本
- 豆乳…100〜150cc(サラサラが好きな人は多めに)
- ハチミツや甘味料…お好みで
【作り方】
- アボカド、バナナ、キュウリを小さく切る
- 材料をすべてミキサーにかける
飽きない美味しさ!「キュウリと豚肉の中華炒め」
キュウリのシャキシャキ感とショウガの香りが食欲をそそる中華風の炒め物♪カリウムは摂りたいけど冷えも気になるという人にオススメのレシピです!豚肉で良質なビタミンBをたっぷり補給してからだの中から体質改善していきましょう。
【材料】
- 豚コマ肉…200g
- キュウリ…2本
- ショウガ…1片
- ゴマ油…適量
- タカノツメ…お好みで(なくてもOK)
- 鶏がらスープの素(顆粒)…小さじ1/2〜1
- 塩…少々
- しょうゆ…小さじ1
- 片栗粉…全体になじむ程度
【作り方】
- 豚肉を適当な大きさに切って、しょうゆ、片栗粉で下味をつける
- キュウリを薄くななめに切る。ショウガはすりおろしておく
- フライパンにごま油、ショウガ、タカノツメを入れて火にかける
- 香りが出てきたら豚肉を炒める
- ほぼ火が通ったらキュウリを入れて、鶏がらスープの素と塩で味を整える
むくみを加速させるNGな食べものって?
そんなに不健康な生活をしてるつもりはないのになぜかむくむ…という人は、気付かないうちに「むくみやすい食べ物」を摂りすぎていることがあります。例えばこんなものが好きだという人はいませんか?
- 梅干し
- ラーメン
- 漬け物
- かまぼこなどの練り物
- ハムやウインナーなどの加工品
これらは塩分や添加物が多い食材。日常で少しぐらい摂るのは問題ないけれど、毎日のように食べているとむくみを引き起こしてしまうんです!梅干しやお漬け物なんて健康に良さそうだけど、酸っぱいものは「お酢」で、発酵食品は「納豆やヨーグルト」で代用すると良いですね♪
また冷たい飲み物や食べ物も、血管を縮めてむくみの原因になります。女子のからだに冷えはNG!夏でもできるだけホットや常温の飲み物を飲んだり、アイスやかき氷は特別な日だけのご褒美にしておきましょう(^^)
これでむくみとサヨナラ!お手軽サプリで簡単にスッキリ脚に
たくさんの食べ物を紹介しましたが、どうしても自炊が面倒なときや外食が続いてしまうときもありますよね。そんなときのお助けアイテムがサプリメント!ぎゅっと濃縮されたむくみに有効な成分をいつでも手軽に摂ることができます♪サプリメントの効果は、
- 利尿作用
- 冷え性改善
- 新陳代謝をアップさせる
- 女性ホルモンのバランスを整える
など種類によって様々。むくみはもちろん、脂肪燃焼まで期待できるものもあるんですよ!安全で効果的なサプリの選び方はこちらの記事で紹介しているので、気になる人はチェックしてみてくださいね。
//記事URL準備中// ※「むくみ サプリ」の記事にリンクする
さらに健康的にむくみを解消したいなら「プラスα」を取り入れよう
もっと本気でむくみをどうにかしたい!と思っている人には、運動や食生活にプラスαが必要です。特に「セルライトが目立ってきたかも」「足首がはっきり出てるのをしばらく見ていない」という人はこちらも併用してみてください♪とっても健康的で効果は抜群です!
むくみに効果バツグンなお茶
水分補給はお水でも良いけれど、もっと効果を求めるなら「むくみ改善のお茶」がオススメ。お茶の中にはむくみに効果的な成分がたっぷり入っているものや、利尿作用が高いものがたくさんあります。いつもの水やコーヒーの代わりに飲むだけだから、取り入れるのも簡単♪プラスαのアイテムでは一番お金もかかりません。
//記事URL準備中// ※「むくみ解消 お茶」の記事にリンクする
むくみに効く漢方で体質改善
漢方の良いところは、おなじ「むくみ」の症状でも体質や体型に合わせたケアができること。ぽっちゃりタイプ、冷え性タイプ、尿の出が悪いタイプなど、アナタの症状に合わせたものを選ぶことができます。基本的に効き目は穏やかになるけれど、体質に合えば驚くほど効果が出るのも特徴。選び方がとっても重要なので、こちらの記事を参考にしてみてくださいね♪
//記事URL準備中// ※「むくみ 漢方」の記事にリンクする
高い効果を求めるならお薬が効果的
実は、むくみに効果的なお薬もあるって知っていますか?病院でももちろん処方されていますが、市販で買えるものもあるんですよ。ある市販薬ではなんと、12週間飲み続けた人の80%以上がむくみが良くなったと実感しているとか!詳しいことはこちらの記事で紹介しているので、気になる方はぜひご覧ください♪(※漢方やサプリとは併用できないものもあります)
//記事URL準備中// ※「むくみ 薬」の記事にリンクする
むくみは必ず解消できる!毎日のケアでほっそり美脚を手に入れよう
足のむくみは放っておくとセルライトの原因にもなるコワ〜いもの!みなさんも、原因に心当たりがあったんじゃないでしょうか。最後に今日の大切なポイントをおさらいしておきましょう。
- むくみの原因は、余計な水分と老廃物
- 足は「筋肉ポンプ」でむくみを排出している
- 筋肉ポンプを強化するにはふくらはぎを鍛えること!
- むくみの元を作らせないためには食生活も大切
- 手軽に改善したいなら「お茶・サプリ・漢方・薬」も効果的
実際の体重以上に太って見えるむくみ。そのまま放置しておくと、下半身だけが太いアンバランスなスタイルになってしまいます。根本的に改善したいなら、からだの内側からと外側からダブルでケアすることが大切。ストレッチや食べ物など、できそうなものから少しずつ取り入れてみてください。美脚への第一歩はむくみを翌日に持ち越さないこと!今日から毎日頑張れば、3ヶ月後の夕方は今までよりほっそり脚をキープできているはずですよ♪