
- 膝裏の痛み
- 膝裏のむくみ
膝裏のトラブルに悩んだ経験がある人は、多いのではないでしょうか?
膝裏はリンパや筋肉などの影響でトラブルが起こりやすい場所。
普段念入りにケアするような場所でもないので、痛みやむくみが出るとビックリしちゃいますよね。

目次
オススメ!膝裏のリンパのマッサージ法

\脚のむくみを感じたことがある割合をチェック/
むくみを感じたことがある割合(A) | (A)のうち、毎日むくんでいる割合 | (A)のうち、むくみで痛みを感じることがある割合 |
---|---|---|
50% | 32% | 15% |
むくみを感じたことのある20代~50代の女性にアンケートしてみたところ、こんな結果が出ました。
脚のむくみを感じたことがある人は実に5割!
まずは、今日からできる膝裏のマッサージ方法をチェックしておきましょう。
▼以下の3つのマッサージをチェック!
マッサージ方法3つ
実感がすぐにわかりやすいのも、膝裏マッサージの特徴です。
1回ではわからないという人も、ぜひ毎日行ってみてください。強すぎる刺激はNGですよ。
その1、膝裏をほぐす
まずは最も手軽にできる、膝裏ほぐし。
セルフケアでももちろんOK。少し足を高めの位置で固定してから、脚はピンと伸ばさず、緩めた状態で行いましょう。
その2、膝裏の内側・外側に分けてマッサージ
次は膝裏を内側・外側と分けて考え、親指を使って優しくマッサージしていきます。
まさにマッサージ感覚で「凝っているものをやわらかくする」イメージで行ってみましょう。
その3、テレビを見ながらテニスボールで
最後は、テレビを見ながらテニスボールを使って簡単にできるマッサージ方法です。
ボールはできるだけテニスボールを使いましょう。あの弾力と柔らかさがちょうどいいのです。

マッサージの効能を高める3つのコツ

マッサージは、奥が深いです!工夫次第で、より老廃物やコリを緩めやすく、スッキリ脚に近づきやすくなるでしょう。
(1)入浴後に行う
入浴後は血行やリンパの流れが良くなりますので、マッサージを行うのにうってつけ。
ちなみに、入浴時には着圧レギンスを履いて入浴する「レギンス入浴ダイエット」もとても効果があります。
(2)マッサージ前後に水をコップ一杯飲む
水をコップ一杯マッサージ前に飲むと、リンパを流しやすくなる効能があります。
また、終わった後にも水を一杯飲むと、流したリンパを排出する働きを強めることができます。
(3)マッサージオイルを使う
マッサージオイルは肌を滑りやすくしてマッサージを行いやすくなり、肌への負担を軽くすることができます。
ものによってはビタミンEなどが含まれており、血行をよくするのを助けてくれます♪
マッサージによる脚やせ効果もある

キレイ脚を作り上げる為の、大切なポイントは「膝裏の痛みやむくみを解消すること」
「マッサージした後、なんだか足が軽くなった気がする」そう思ったら、スッキリ脚に近づいている証拠です♪
マッサージで期待できる足痩せ効果
- むくみ改善!余分な水分を出してスッキリ
- 溜まった老廃物の排出を促し、スッキリ
- 血流が良くなり、めぐりが改善されてスッキリ
そもそもリンパとは何か?

ダイエットなどでよく耳にする「リンパ」ですが、何なのかよくわからない人も多いかもしれませんね。
膝裏の違和感の原因になることもある体の器官です。
リンパのもつ3つの役割
リンパの3つの役割
- 栄養の循環 ⇒細胞や酸素に栄養を全身にめぐらせる
- 老廃物の排出 ⇒不要になった老廃物や水分も排出する機能
- 免疫機能 ⇒細菌を退治する白血球を生み出したり、体内に侵入した病原菌を記憶する抗体を作る
これら機能に問題が生じるとむくみやセルライトにつながってしまうことが…。

リンパの種類

Source: リンパ管の構造と機能|血液の流れから理解する(4)
リンパは3つの器官の総称です。それぞれの器官のはたらきによってめぐり機能・免疫機能が実現しています。
リンパ液
リンパ液とは、リンパ管の中を流れる液体のことで、栄養や老廃物を運ぶ機能を持っています。
また、リンパ液には毛細血管からリンパ球が流れ込み、そのリンパ球は体外からの侵入物を識別して攻撃する抗体を作り出します。
リンパ管
静脈に絡みつく形で分布していて、リンパ液の通り道となっている管のことです。
リンパ管が詰まると、細胞に栄養が行かなくなったり、老廃物がスムーズに排出されなくなって、身体に様々な害が生まれてしまいます。
リンパ節
抗体を作る場所で、リンパ管を通って流れてきたリンパ液が通る検問所のような場所です。
病原体や毒素を取り除き、リンパ液をろ過する役割を担っています。
膝裏の痛みとむくみの主な原因4つ

膝裏に異変が生じる原因はいくつかあります。アナタに思い当たることがないか、要チェックです!
原因(1)リンパの流れの悪化
膝裏にあるリンパ節を膝窩(しっか)リンパ節と言います。
膝周りから足首にかけてのリンパは、一旦この膝窩リンパ節に流れ込んできます。逆に、膝や足首までリンパのめぐりが悪くなっていると、膝裏がむくみます。
原因(2)筋肉痛
急にランニングやウォーキングなどを行うと、筋を痛めて膝裏が痛くなってしまうことが!運動に慣れていない人が起こしやすいトラブルになります。
運動を始める前にストレッチや柔軟体操を行い、体に負荷をかけ過ぎないことが大切です!
原因(3)靭帯のケガ
膝の裏に後十字靭帯という靭帯があり、ここが傷つくと強い痛みが生まれます。
歩行中にすねをぶつけることで損傷するケースが多いそうで、お医者さんに診てもらう必要があるパターンになります。
原因(4)膝裏の病気

病気にかかることで膝裏に異変が生じることもあり、お医者さんにかかることが必要になります!
1.下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)
脚の静脈の弁が壊れる病気で、血液が逆流してしまう病気のことです
症状は脚がダルかったり、むくんだりするというものです。立ち仕事が多い人や出産後の人に多く見られるようです。
2.ベーカー嚢腫(のうしゅ)
膝の後ろで炎症が起こり、水が溜まってコブのように腫れてしまう病気です。
膝をそらし過ぎたり、まっすぐにしすぎたりと、不自然な姿勢を続けることで発生することがあります。
3.変形性膝関節症
膝関節の中にある軟骨が年齢と共に消耗することによって生じる病気のことです。
初期は休めば痛みが取れますが、末期になると安静時でも痛むようになり、膝を伸ばすことができず歩行が困難になります。
膝裏をケアすれば脚が細くなる!

リンパは、体の中でとても重要な役割をしているうえ、トラブルが起きると思わぬ病気やけがの原因にもなります。
特に、膝裏に違和感を感じたらすぐにでもケアに入るのがおすすめ。特に膝裏の「膝窩リンパ節」に着目していきましょう。
きちんとしたケアをすれば老廃物がきちんと排出され、余分な水分も抜け、むくみも解消されます。
美脚のためには、リンパの働きを無視するなんてあり得ないのです!
膝裏のむくみ・痛みを改善するストレッチとは?

膝裏の違和感をケアするストレッチを3つご紹介します。
椅子を使うものも多いので、仕事中に気になった時に気分転換も兼ねて行うこともできますよ!
椅子の上で行うストレッチ
違和感のある場所を押してもむ、ストレッチになります。
- 椅子の上に座り、違和感のある方の膝を床と平行になるように伸ばします。
- 痛い場所に中指と薬指を当ててゆっくりと5秒ぐらい押します。強く押しすぎないようにしてください。
- 膝を曲げて、痛みのある箇所に親指を入れて揉みます。
- 1~3を繰り返し5分間行いましょう
リンパの流れをよくするストレッチ
椅子を2つ使うストレッチです。2つない場合は、同じぐらいの高さのベッドなどを利用しましょう。
- 一つの椅子に座り、もう一つの椅子に片方の脚を乗せて軽く膝を曲げます。
- 手のひらを上に向けた状態で、痛んだりむくんでいる膝裏の場所に小指の先が当たるように差し込みます。
- 中指と薬指は膝のお皿を支えるようにしてしっかりとつかみます。
- そのまま膝裏をつかんだ状態で、膝の曲げ・伸ばしを繰り返します。10回を3セット行ってください。
膝裏のツボを押す
膝裏のちょうどセンターの位置にある「委中」と言うツボは、ふくらはぎに溜まった老廃物を流す効果が期待できます!
- 椅子に座って両手で膝を包み込みます。
- 膝裏の真ん中に「委中」というツボがあるので、中指で押します。
- 押す・離すを7秒ずつ、3セット行いましょう。
膝裏の痛みが良くならない場合は病院へ

膝裏の違和感のなかでも特に痛みがひどくてマッサージやストレッチをしても良くならない……。
そんな場合は、膝裏リンパ以外が原因の可能性が!
放置していても治らないので、病院へ行って検査してもらうことをオススメします。
ちなみに整体や整骨院は病院ではないためレントゲン検査ができませんので、必ず整形外科を受診しましょう。
膝裏の違和感を感じたらストレッチやマッサージをしてみよう
リンパは栄養の循環・老廃物の排出・免疫の3つの機能を備えた重要な器官でしたね!
リンパ管が詰まったりすると老廃物や水分が体内に溜まり、むくみなどのトラブルを起こす原因になります。
リンパの流れを改善する方法として、先ほど紹介した膝裏をケアするストレッチやマッサージを試してみてください。
膝裏のむくみや痛みを解消して、自慢できるスッキリ脚になってください♪明日の美脚を作るのは、今日のアナタです!
▼膝裏にあるリンパの老廃物を流すならエステのテクニックも効果的。
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