この記事のポイント3つ
- 自宅で簡単にセルライトを取る方法を伝授!
- セルライトを効果的にとる生活習慣とは?
- セルライトについての疑問アレコレ
目次
自宅で簡単にセルライト除去が可能って本当?
こんにちは!スラリ編集長のほそみんです。
多くの女性が悩んでいるのがしつこいセルライト。「これがスッキリ無くなってくれればどんなにいいだろう」と思っている人もきっとたくさんいるはず!
今回は、「運動やマッサージ、自分なりに努力しているのになかなか効果が出ない!正しい方法が知りたい!」そんな人には、正しいマッサージ法や運動方法を、「楽してセルライトを除去したい」という人には、口コミ評価、人気が高いグッズをご紹介。

そして、「もっと早くお金をかけてもセルライトを除去したい」という人には編集部おすすめエステをご紹介。
とにかく、セルライトを減らすための情報を色々な角度から詳しく解説していきますよ♪
- 訪れたサイト数⇒400サイト以上
- 聞き込みをしたエステ店⇒21件
- 試した脚ヤセグッズ⇒35点
今まで何をやっても脚痩せできなかったアナタ、今度こそ憧れの美脚になれるかも?さっそくチェックしてみてね☆
まずはセルライト診断チェック

効果的なセルライト除去には、自分の今の状態を知ることが大事。次のチェックシートで、確認してみましょう!
セルライト診断チェック
- 冷え性である
- 夕方などに脚がむくみやすい
- 皮膚をつまむと厚みや柔らかさがある
- 水をよく飲む
- 皮膚を触ると冷たい
- 傷が治りにくくアザがずっと残る
- 少しぶつけただけでアザができる
- 皮膚表面がデコボコしている
- 皮膚をつかむとデコボコがある
- 皮膚にハリがなく、乾燥がち
きっとあなたは美脚なはず!脚のむくみに無縁で、セルライトもほとんどついていないでしょう。ただし油断は禁物。ホルモンバランスが乱れたり年齢とともに筋肉や代謝が衰えることで、知らぬ間についてしまいます。
予防のためにマッサージや運動をして美脚を維持してくださいね☆
脚が痩せづらくて悩んでませんか?オフィス勤めなら、脚のむくみに困ることも多いはず。むくみを放っておくと、どんどんセルライトになってしまいます。目立たなくてもセルライトは確実についていますね。
そのままだとセルライトが肥大化して、ますます痩せづらくなっちゃう。すぐにでも対処しましょう!
見た目にもデコボコや波打ったセルライトが見えていると思います。むくみもひどくて、だるかったり痛かったりしませんか?もうすでにいろいろなダイエットを試して、脚痩せはあきらめモードになっているかも。
でも、大丈夫です!これからご案内する方法を毎日行えば、ひどいセルライトもきっと取り除けるでしょう☆
そのためには、今すぐにでも行動することが大事!
様々なセルライトのタイプ
ダイエットの大敵セルライト。代謝が悪化している為、一度治しても、リバウンドしやすいともいわれています。
実はそんなセルライト、4つのタイプがあるのです。
脂肪型セルライト

Source: ツイッター
まずは最もポピュラーな症状の「脂肪型セルライト」から。
- 特徴:柔らかく、比較的に落としやすい
- 対処:脂肪燃焼ダイエット
セルライトの症状でもっとも多いタイプです。
むくみ型セルライト

Source: セルライト むくみ除去施術 メディセル
冷え性や代謝の悪化が原因で起こる「むくみ型セルライト」
- 特徴:冷え性や代謝の悪化が起こる30歳以降に多く見られる
- 対処:リンパマッサージ、代謝をアップさせる運動
こちらも比較的に多いタイプのセルライトで、代謝の悪化を改善することにより比較的容易に解消できます。
繊維型セルライト

Source: beauty-garden
セルライト症状を放置したことにより重症化した「繊維型セルライト」
- 特徴:中年以降の症状で、すぐに皮下脂肪の凹凸が認められる
- 対処:エステ、医療機関などで本格的な施術が必須
すでにセルフでの対処は不可能な状態になっています。非常にガンコなセルライトです。
筋肉型セルライト

Source: youtube
筋肉太りした太ももに、セルライト症状が出ている「筋肉型セルライト」
- 特徴:筋肉太りした太ももの薄い皮膜に凹凸がある
- 対処:医療機関などで本格的な施術が必須
昔、激しいスポーツをしていた、という中年女性に見られる症状です。本気で治したいなら、医療機関の本格的な施術を受けることをオススメいたします。
【マッサージ編】自宅でできるセルライト除去法

それではいよいよ、自宅で簡単にできるセルライト除去の方法を紹介していきます!頑固なセルライトでも、しっかり手順を踏んでいけばちゃんと落とすことができますよ♪
風呂上りがベストタイミング
セルライトを効率よく揉みほぐすために、マッサージの前に必ずカラダを温めましょう!
身体を温める=セルライトを柔らかくする、ということです。
カラダが冷えた状態でマッサージを行うと、内出血を起こしたり、圧迫によってむくみを生じさせてしまうことも!
部分別マッサージ方法

部分別に、どのようなマッサージ方法がセルライト除去に効果的か説明していきます。
足
- 足裏…土踏まず周辺を指でグリグリ指圧しましょう。
- 足首~膝…雑巾を絞るようにマッサージ。少し痛いと感じるくらいの強さで行うのがベストです。
- 太腿…雑巾を絞り上げるイメージで行います。このとき、強くマッサージするのは厳禁。
- 足全体…足の付け根まで擦り上げるようにマッサージ。柔らかくしたリンパ全体を、上方に集めるように行います。
お尻
ゆっくりと外側に向けて手を滑らせるようにしてマッサージ。リンパは鼠径部の外側から上に向かっているので、その流れに沿って脂肪を揉み込みましょう。
お腹
手をおへそにあてて、そこから円を描くようにマッサージ。お腹の側面部分に脂肪を送るように揉み込みましょう。
要注意!セルライトを潰すのはNG

セルライトを潰す!と意気込んで、ゴリゴリと強くマッサージするのはNG。
毛細血管を破ってしまうと、コラーゲンの修復機能が働き、脂肪細胞と合体。セルライトがさらに大きくしてしまう可能性があります。
エステでは強くマッサージしている理由
エステでは、最初にキャビテーションなどで脂肪を分解。しっかり流れやすい状態にしているから、そのあとのマッサージで毛細血管などを傷つけずに脂肪が良く取れるようになるのです。
自宅でそのマネをしても、逆効果になるだけです。
【運動編】自宅でできるセルライト除去方法
セルライトを除去するには、運動も積極的に行いたいところ。どのような運動が一番効果的でしょうか?
踏み台昇降運動

Source: youtube
前準備として、5〜10cmほどの高さの踏み台を用意。踏み台が高過ぎるとしっかりと筋肉がついてしまい、かといって低すぎると運動効果が薄くなってしまうので要注意です。
踏み台昇降運動のやり方
- 右足から上って右足から降りる動作
- 左足から上って左足から降りる動作
- 1と2を交互に20分間繰り返す
鼻で呼吸を行い、しっかり酸素を体内に取り込むイメージで息を吸いましょう。
“20分間”とは、燃焼効果がしっかり現れる目安。運動後も、なんと30分間脂肪が燃焼し続けるんです!
スロージョギング

疲労物質が溜まらない範囲でラクに走ることが、ジョギングで脂肪燃焼させるコツです。
◎脂肪が燃焼するペース
- 最初の2分間 : 心拍数80のペース
- 次の2分間 : 心拍数90のペース
- それ以降 : 心拍数100のペース
どちらの運動も、脂肪を燃焼しつつほどよく筋肉を使うことで代謝を向上させます。セルライトをなくすためには、どちらも不可欠なんですね!
6つのセルライト解消運動
太ももとお尻を鍛える、短期間でセルライトを解消する6つの運動をご紹介します。

Source: youtube
- 横になって床に手をつく
- 片足を30cm持ち上げる。そのままの姿勢で5秒キープする
- ゆっくりと元の姿勢に戻る
- 左右で各12回を、2セット行う

- 床に手を置き、腕立て伏せと同じ姿勢を作る
- 片足を曲げ、膝をお腹の位置にもってきて、床につける
- 曲げたほうの足を、まっすぐ上に伸ばす(上図)
- 左右で各8回を、2セット行う

- ダンベルをもって、足を肩幅まで開いてまっすぐ立つ
- 息を吸いながら、ゆっくりと膝を曲げて重心を落とす
- 太ももの角度が床と平行になったところで止める
- 息を吐きながら体勢を戻す
- 20回、3セット行う

- 両手にダンベルをもって、まっすぐ立つ
- 背中はまっすぐにしたまま、上半身をゆっくりと前に倒す
- 腕は脱力していること
- 出来るだけ低い位置に上半身を倒す
- ゆっくりと、元の体勢に戻す
- 12回、5セット行う

- 膝を床に着ける
- 両手を床に付け、腕はまっすぐ伸ばす
- 背中はまっすぐに保ったまま、ゆっくり片足を上げる(上図)
- 出来るだけ高く足を上げ数秒間キープ
- 元の位置に戻す
- 左右で各15回を、2セット行う
- 足を肩幅より少し広く開いてまっすぐ立つ
- 手は頭の後ろに回し、膝は少し曲げる(スクワットの体勢)
- 勢いよく、ジャンプする
- 両足を両手を開くこと
- 着地したら元の体勢に戻す
- 20回、2セット行う

【食生活編】自宅でできるセルライト除去方法

セルライト対策には外側からのケアだけでなく、内側からのアプローチも大切。毎日の食生活を変えていくことが、確実なセルライト除去につながります。
飲み物から改善
セルライトは余分な水分や老廃物がカラダに溜まることからできるもの。その原因は血流が悪いことにあります。冷たい飲み物ばかり飲んでいるとカラダが冷えて血流が悪くなり、ますますむくみやすい体質になってしまうことに。
温かい飲み物を多く飲むようにして、水も冷えていない常温のものを飲むようにしましょう。さらに、セルライト対策に効果的な飲み物があります。
コーヒーは飲み過ぎるとカラダを冷やしてしまうものだけど、適度に飲むことでセルライトの除去に役立つんです。コーヒーに含まれているカフェインは脂肪の分解を促す作用があるもの。運動する30分ぐらい前に飲むことで運動効果を高め、効率よくセルライトを取ることができますよ。
ただし、カフェインは決してカラダにいいものではないので、飲み過ぎには十分注意してくださいね。
カラダに溜まった水分や老廃物を排出しやすくするには、積極的に水分を摂って循環を良くすることも必要。そのとき飲むのはただの水よりも、水に昆布を漬けて作る昆布水がおすすめ!
昆布には体内の水分を調整するカリウムが豊富に含まれているので、むくみ解消にとっても効果的なんです☆
作り方は、水1リットルに対し、だし用の昆布1~2枚 (10cm程度)を一晩漬けておくだけ。飲むときはできるだけ温めて飲むようにしましょう。
食べ物から改善
食べ物を変えることで、セルライト除去効果は断然アップします。
次のような食品を多く摂るようにしたいですね。
・カラダの代謝を高め、脂肪燃焼を促すビタミンB群
⇒玄米、胚芽米、豚肉、レバー、うなぎ、卵、鮭、バナナ、ナッツ、納豆、大豆など
・体内の水分バランスを調整するカリウム
⇒アボカド、バナナ、ほうれん草、じゃがいも、わかめなど
・血流を良くしてむくみを解消する鉄分
⇒レバー、うなぎ、あさり、しじみ、まぐろ、煮干、かつお節、ほうれん草、小松菜、納豆など
・腸内環境を改善して代謝を高める発酵食品
⇒納豆、キムチ、漬物、甘酒、チーズ、ヨーグルトなど
・血行を良くして代謝を高める体を温める食べ物
⇒根菜類、生姜、魚類、肉類、卵、チーズなど
そもそも“セルライト”とは

ここまでセルライトの改善法についてお伝えしてきましたが、「そもそもセルライトって何?」という部分についてもしっかり頭に入れておきましょう。
“セルライト”という呼称
何気なく使っている“セルライト”という言葉、実は英語ではありません。なんと、1970年初頭にフランスで生まれた呼称なんですって。フランス語で細胞を意味する「cellule」と鉱物を意味する「ite」が合わさってできた造語ということです。つまり、鉱物のように細胞がコチコチに固まったものを意味しているんですね。どうりでなかなか落ちないわけだわ…。
セルライトという言葉が世界に広まったのは、1973年のこと。ニューヨークのエステティックサロンの経営者が自分の著書の中で使用したことで、多くの人が知ることになりました。
セルライトという言葉は医学的な用語ではなく、美容業界における造語なんです。確かに、セルライトができていても健康には何の支障もありませんね。セルライトができている状態を指すこともあれば、脂肪そのものを指すこともあります。
セルライトという状態
セルライトとは、主に下半身部分にできる脂肪がデコボコ状になった状態。または、デコボコ状になった脂肪そのものです。通常の脂肪がぷよぷよしているのに対し、セルライトは硬くなってしまっているもの。通常の脂肪に比べて落ちにくいのが難点です。
セルライトの種類と原因
実は、セルライトにも種類があるって知ってますか?セルライトの種類は、その原因によって分けられます。
◎むくみ型
血行不良などで老廃物が回収されにくくなることが原因。水や老廃物の蓄積で生じ、比較的除去しやすいセルライトです。
◎脂肪型
カロリーの過剰摂取や運動量の少なさが原因。むくみ型同様、比較的除去しやすいセルライトです。
◎繊維化型
脂肪やむくみが原因で起こったセルライトを、長期間放置したことが原因。むくみ型や脂肪型がパワーアップしてしまった状態なので、セルフケアで解消することは難しいとされています。でも、数としては少ないタイプです。
◎筋肉型
急激な運動量の減少が原因。筋肉が衰えることで、そこにあった脂肪が目立つようになったタイプです。ダイエットしてもセルライトが消えなかった人は、ダイエットによる急激な筋肉の衰えのせいである場合が多く見られます。セルフケアでの解消は難しいとされていますが、数としては少ないタイプです。
むくみの問題点
セルライトの元になる大きな原因として、むくみがあげられます。むくみは血流が悪いことで心臓に血液が戻れなくなり、重力の影響で余分な水分が脚に溜まって起こってしまうもの。
その溜まった水分などが脂肪と結びつくことでセルライトができます。セルライトは脂肪が肥大化したもの。セルライトができることで次のようなことが起こります。
◎血管の圧迫
血管が圧迫されることで、酸素や栄養が充分に供給されなくなります。
◎リンパ管の圧迫
老廃物が排出されるリンパ管が圧迫され、さらに老廃物が取り残されやすくなります。
◎その結果、悪循環に!
むくんでセルライトができた結果、血管やリンパ管が圧迫され…さらにむくみやすい、セルライトができやすいという悪循環に陥るというワケです!セルライトが一度凝り固まってしまうとなかなか取りにくいというのは、こういう悪循環にはまることも関係しているんですね。。

むくんだときはすぐマッサージなどでケアしたり、日々むくまない対策を怠らないことが必要になるわね。
セルライトができやすい人の特徴
セルライトができる原因が分かったところで、できやすい人のタイプも自然と見えてきます。セルライトができやすい人には、どんな特徴があるのでしょうか?
◎老化などで筋肉が衰えてきた人
筋肉が衰えると皮下脂肪を支えきれなくなり、皮下脂肪がたるみます。たるんだ皮下脂肪が血管・リンパ管を圧迫し、セルライトができてしまいます。
筋肉の衰えは、脚の血流を阻害してむくみの原因にもなるんですよ。
◎運動不足の人
運動不足で筋肉量が減少するにつれて、脂肪がつきやすくなったり、むくみやすくなってしまいます。
◎ストレスを抱えている人
人体は、ストレスを感じると血管を収縮させてしまいます。その結果血流や老廃物の排出が滞り、むくんでセルライトができやすくなります。
◎食生活が乱れている人
食生活の乱れは肥満につながり、脂肪を溜めることでセルライトができやすい状態になります。
◎塩分を摂り過ぎの人
塩分(塩化ナトリウム)を摂ると体内に入ったときに塩素とナトリウムに分解し、ナトリウム濃度が上がります。塩分の摂り過ぎでこのナトリウムが過剰になったりカリウムが不足してしまうと、体内の塩分濃度の調節がうまくいかなくなることに。水分が必要になって体内の水分量が増えることになります。
その結果、むくみやすくなってセルライトへとつながってしまうんですね…。
◎脂肪を摂り過ぎの人
脂肪を食事で摂り過ぎている人は、肥満になりやすく、セルライトのもと・皮下脂肪を蓄えることになるからです。
◎冷たいものをたくさん摂取する人
冷たいものを摂ることでカラダが冷え、血流が悪くなることに。自律神経も乱れやすくなり、血管やリンパ管の働きが低下してむくみやすくなるからです。
◎女性
女性ホルモンであるプロゲステロンは、体内に水を溜め込みやすい性質があります。しかも女性は筋肉量が少なく、むくみやすい傾向にあるんですね。だから、セルライトができるのはほとんどが女性です。
女性というだけでセルライトができやすいなんて…!やっぱり、努力しないとキレイな脚は保てないのね(涙)
より詳しく知りたい方はコチラの記事をチェックして!
【セルライト】自宅で除去する方法11選♪原因&予防方法も必見
コツコツ努力が必要と分かっていても「すぐにセルライトを落としたい!」っていうのが本音ですよね。即効性のある方法ってあるんでしょうか?
最も効果的なセルライト予防・対策法

結局、どのセルライト対策が一番効果的なのでしょうか? できてしまったセルライトにはマッサージや運動、エステで除去することが必要だけど、最も重要なのはこれ以上セルライトを作らない予防対策!
そのためには何に気をつけたらいいのか、ほそみんから最後にアドバイスしますね☆
日々の生活習慣に気をつけること
マッサージやエステに頼るのは、あくまでセルライトができてしまった後の事後対応に過ぎません。セルライトができないように予防することが大切なんです!
そのためには、まずは自分の毎日の生活習慣を振り返ってみる必要があります。アナタは、セルライトができやすい生活を送っていませんか?

具体的なセルライト対策
いきなり「規則正しい生活をしなさい!」と言われても困っちゃうわよね。セルライト対策のためには次のような点に気をつけて、毎日の生活を心がけてみて。
(1)高カロリー・高脂肪のものをなるべく避ける
これは単純なことですよね。高カロリー・高脂肪の食事は純粋に肥満の原因になってしまいます。自覚がある人は、毎日の食事内容を振り返ってみましょう。書き出してみて、カロリー計算してみることをおすすめします。
すぐに大幅なカロリーダウンは難しいけど、肉類を減らして野菜を多めにしたり、炭水化物を減らしたり、少しずつ改善するようにしましょう。1食だけ低カロリー食に置き換える「置き換えダイエット」もいいですね。
(2)体を冷やさないようにする
カラダを冷やすことは、血流を悪くしてむくみやすくなりセルライトを作る大きな原因になります。カラダを温めることを常に心がけましょう。温かいものを多く飲むようにし、冷たい食べ物、飲み物は控えてくださいね。
肌の露出はほどほどに! 首・手首・足首の“3つの首”を温めるのが、カラダを早く温めるコツです。
(3)血行を良くする食べ物をたくさん摂取する
「食べ物から改善」の項目でも少しご紹介したけど、食べ物を変えることで血行を良くすることができます。血行を良くする食べ物を意識して多く摂取することで、カラダの冷えを防ぎましょう☆
◎血行を良くする食べ物
- たまねぎ : ケルセチンというポリフェノールが血液をサラサラにする
- トマト:抗酸化作用の強いリコピンが血流を良くする
- 納豆:ナットウキナーゼには血管内にできた血栓を溶かす作用がある
- 青魚:血液をサラサラにするDHA・EPAが多く含まれる
- 海藻類:水溶性食物繊維が血液の凝固作用を抑えて血栓を防ぎ、血液をサラサラにする
- とうがらし : カプサイシンによる血行促進効果がある
ただし、とうがらしは内臓への刺激が強いので、摂り過ぎに注意しましょう。
(4)十分な睡眠をとる
十分な睡眠は美容のために必要だけど、セルライト対策のためにも大切です。睡眠不足になると交感神経が活発になり、自律神経が乱れてしまうことに。
自律神経が乱れると、自律神経がつかさどるカラダのさまざまな代謝機能も乱れることになります。水分の取り込みや排出を行う水分代謝が乱れてしまい、水分の排出が滞ってむくみやすくなっちゃうんです。
また、 睡眠中には成長ホルモンとコルチゾールという、通称「痩せホルモン」と呼ばれる成分が分泌されます。これらはカラダの代謝を高める働きをする、とっても大切なもの。
成長ホルモンは骨や筋肉の成長に働くだけでなく、脂肪の代謝にも大きな役割を果たしています。コルチゾールは脂肪や糖質を分解してエネルギーに変え、肥満を予防する大切なホルモン。
睡眠不足でこれらのホルモンが十分に分泌されないと、セルライトができやすいカラダになっちゃうワケなんです。

セルライトに関するQ&A

セルライトに関して疑問に思うことのあれこれを、Q&A形式で見てみましょう☆
脂肪との違いは?
セルライトはカラダに溜まった水分と老廃物が脂肪細胞と結びついて大きくなったものです。医学的には両方に違いはないけど、セルライトは表面がデコボコしていて固いという違いはありますね。

つきやすい部位はどこ?
セルライトは老廃物と脂肪細胞が癒着してできるものなので、脂肪がつきやすいところならどこでもできる可能性があります。実際に脂肪がつきやすいのはお尻や太ももで、多くの人が悩むセルライトのほとんどは、この場所に集中しています。

男性より女性の方がつきやすい?
セルライトに悩んでいる人のほとんどが女性で、なんと9割の女性にセルライトができているんだとか。セルライトの原因の多くがむくみによる水分や老廃物の滞りです。女性は男性よりも、筋肉量が少ないためにむくみやすく、出産などのために皮下脂肪を蓄えるという特性があります。そのため、女性は男性よりもセルライトが付きやすいんですね。
放っておくとどうなる?
セルライトは血管やリンパを圧迫するので、放置するとますますむくみやすい状態になり、水分や老廃物を溜めてしまうことに。それがさらにセルライトを生み、どんどん硬くなって取り除くのが困難になります。

血管や神経が圧迫されることで痛みが出てくるし、血栓などの病気を引き起こすこともあるから放置は絶対NGよね。
どのくらいで改善できる?
セルライトの状態にもよります。セルライト自体が通常の脂肪よりも落としづらいもの。時間はかかると思っていいでしょう。でも、それであきらめてしまったらセルライトは増える一方。すぐに対処することが必要ですよ。

最低3ヶ月は続けるつもりでトライしてみて。
「もうこれ以上セルライトを増やさない!」っていう決意が必要よ☆
セルライトを撃退してデコボコ肌とさようなら♪
自宅でできるいろいろなセルライト解消法をご紹介してきました。見ていただいたように、セルライトは自宅でも十分解消することができます。ただし、脂肪を増やすのは簡単だけど、減らすのは難しいというのも事実!つまり、セルライトを除去するには時間がかかるんです。
一番大切なのは、セルライトができたら「落とす」ことではなく、セルライトを「増やさない」こと。今できているセルライトの除去を頑張ると同時に日々の生活習慣を見直して、セルライトを作らない習慣を身に付けていきましょう!