セルライトが痛い理由って何?原因や正しい除去法を解説

セルライトが痛い理由って何?原因や正しい除去法を解説

「セルライトをなくしたい!」と思い、握ってみたけれど痛くて潰せなかった…なんて経験をお持ちの方も多いですよね。


では、なぜセルライトに触れると痛みを感じるのでしょうか?


今回は、セルライトの痛みの原因や、正しい除去方法について解説します!


わたし「ほそみん」と一緒に、セルライトの知識を身につけて美脚を目指しましょう


そもそもセルライトとは?

セルライトは、凸凹(デコボコ)とした皮膚のこと。

これは、みなさんご存知ですが「セルライトの正体って何?」と聞かれて答えられる人は少ないのでは?

実は、医学の観点からみたセルライトと、美容の観点からみたセルライトの正体・意味はかなり違うみたいなんです!

以下の表をご覧ください!

→ → 表は右にスクロールできます → →

医学的観点美容的観点
セルライトとは

「セルライト」という言葉は存在しない

「セルライト」は美容業界での呼び方・造語

皮膚の凹凸(セルライト)の正体肥大化した通常の皮下脂肪コラーゲンが絡み合い、脂肪同士が結合した硬い脂肪
皮膚の凹凸(セルライト)の発生要因

皮下脂肪の肥大化脂肪細胞に老廃物が蓄積
解消策適度な食事制限・運動・生活習慣の改善エステ・むくみ対策・冷え改善・マッサージ
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ほそみん
医学的に見たセルライトと、美容的に見たセルライトがこんなにも違うなんて驚きですよね!
ただ…どちらにしても凸凹としたセルライトが醜いことに変わりはありません。

では、どうしてセルライトを潰すと痛いのでしょうか?

 【なぜ?】セルライトを潰すと痛い理由

セルライトを思い切りつまんだことがある方ならご存知でしょう。

セルライトを潰すことがどれだけ痛いことか……。

ここでは、セルライトに痛みが生じるまでの流れをチェックしていきます。

セルライトが肥大する

セルライトは冷えなどが原因で機能が低下した脂肪細胞に、老廃物・脂肪・水分が溜まり大きくなっていきます

そうして大きくなったセルライトは皮膚上にも出現

お尻や太ももの凹凸となり、私たちを悩ませるのです。

リンパ菅が詰まる

大きくなったセルライトは、リンパ管や周りの血管を圧迫します。

リンパは、身体に不要となったものを回収する機能や、身体に必要な栄養を届けるなど重要な役割を担っています。

だから、リンパがスムーズに流れるようにしておくことが重要なんですね!

セルライトが流れなくなる

このように、肥大化したセルライトがさらにリンパ管を圧迫すると…

  1. リンパが滞るために老廃物がきちんと排出されない
  2. さらにセルライトが増える

という悪循環に陥ってしまうのです。

そして痛みへ…

このように魔のループができると、大きくなったセルライトが増加してパンパンに詰まった状態になります。

パンパンに詰まり合ったセルライトは、おしくらまんじゅう状態に!

お互いを押しあい、痛みが生じてしまうのです。


セルライトが痛くなるまでの流れがわかりましたね。

では、セルライトに痛みを感じた場合、どのように対処すれば良いのでしょうか?

【応急処置】セルライトが痛くなったら

セルライトの痛みを放置しておくと、悪化することも…。

痛みに気づいた時点で、応急処置を施しましょう。

 基本的な方法は「柔らかくして出す」

セルライトを揉むと痛いからといって、揉むことを避けるのはNGです。

老廃物の塊となってしまったセルライトをしっかりと揉みほぐし、老廃物をリンパ管に流すことが大切です。

セルライト潰しのエステなどでも、基本は「柔らかくして出す」施術が行われていることが多いですよ!

リンパマッサージを行う

老廃物をためないためには、リンパマッサージがおすすめです。

以下の流れで、マッサージを行いましょう。

  1. 首~鎖骨へ流すように揉む
  2. 二の腕~わきの下へ流す用に揉む
  3. 足首~ふくらはぎにかけて流すように揉む
  4. 膝~ふとももにかけて流すように揉む

リンパの最終的な出口は鎖骨にあります

まずは鎖骨周辺の流れを改善し、順番に離れたリンパを流していきましょう。

運動で血の流れを良くする

セルライトに冷えとむくみは厳禁!

運動で身体を動かし、血のめぐりを促すことは重要です。

血行改善には、ウォーキングランニングがおすすめです。


また、ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれており、ポンプのような役目を果たします。

運動でしっかりと筋肉をつけておくと、血行不良対策につながりますよ。

アルカリ性の食品を食べる

アルカリ性の食事は、老廃物の排出を促してくれます

積極的にアルカリ性の食品を食べるよう心がけましょう。

アルカリ性の食品としては、以下が挙げられます。

  • 野菜類
  • きのこ類
  • 海藻類

アルカリ性の食品は食物繊維が豊富なものも多く、お通じ改善にも期待できます。

【要注意】セルライトは優しく対処するべし!

「セルライトを潰そう!」と考えるのはよくあることですが、絶対にNGです。

無理やり潰すことによって、毛細血管が内出血を起こしてしまいます。

場合によっては、あざが出来たりセルライトが悪化してしまうことも…。


デリケートなセルライトは潰すのではなく、マッサージなどで優しくケアすることが大切ですよ!


セルライトに痛みを感じた場合の応急処置について解説しました。

次は、毎日の生活で実践できるセルライトの除去方法をチェックしていきましょう。

セルライトの正しい除去方法【自宅で出来る!】

セルライトを除去するためには、毎日の心がけが大切です。

以下の方法を実践して、セルライト解消を目指しましょう!

お風呂でのマッサージ

入浴中は体が温まっているので、マッサージの効果がアップします。

お湯の温度で脂肪が柔らかくなるため、普段よりセルライトを潰しやすくなるというメリットも!


また、ラップを巻くとさらに身体を温めることができるのでぜひ一度お試しください!

きつく締め付けすぎないように、様子を見て加減してくださいね。

クリームやオイルを使ってマッサージ

クリームやオイルを使ってマッサージするのもおすすめです!

クリームなどを使用すると、すべりが良くなるため肌の負担を減らすことができますよ


また、アイテムによっては引き締め成分が入っていたり…と、嬉しい効果がたくさん!

スラリ編集部おすすめのマッサージクリームをチェックしたい方は、以下の記事をご覧ください♪

おすすめマッサージクリームTOP5!足痩せ効果抜群&市販の人気4選

専用のローラーを使う

自分でマッサージするのが大変という方には、専用のローラーがおすすめ!

ローラーを使用であれば、手で行うより楽にセルライトを揉みほぐすことができます

お値段もさまざまですが、自分に合ったものを見つけてトライしてみましょう。

セルライト解消サプリを飲む

セルライトは、体の内側からアプローチすることも重要

サプリを飲むことも一つの手段です。

サプリメント「ビューティーレッグセルライトスリム」は身体の巡りにアプローチする成分が豊富で、セルライトの原因の一つであるむくみにアプローチできます。

血行改善の効果もあるため、代謝アップにも期待できますよ♪


ビューティーレッグセルライトスリムが気になる方は、以下の記事をご覧ください!

ビューティーレッグセルライトスリムを1ヶ月飲んだ効果・副作用・危険性を全て公開!口コミ・成分・評判・会社まとめ

エステに行ってみる

セルフでのケアが難しい、頑固なセルライトはエステで解消しましょう。

美容のプロによる施術で、っかりとセルライトを除去できますよ


エステであざができた!?

「家に帰ってビックリ!セルライトを除去した部分があざだらけ!」というケースが多発しています。

セルライトがある部分は、血液循環が悪く毛細血管が弱っているため、傷つきやすいのです。


もちろんエステティシャンの技術不足も関係しているので、「あざができたらどうしよう…」という不安をなくすためには、信頼できるサロンを選ぶことが大切。

スラリ編集部おすすめのエステサロンについては、以下の記事からご覧ください♪

【2018年最新版】口コミで選んだ本当に効果のある脚やせエステランキング!あなたの脚は何太り?


次は、セルライトが蓄積する原因をチェックしていきましょう。

そもそもセルライトが蓄積する原因は

ここでは、セルライトが蓄積する原因について解説します。

当てはまる要因がないか、チェックしてみてくださいね。

 女性ホルモンの乱れ

女性ホルモンが乱れると、体調やお肌への影響を及ぼすことは良く知られていますが、セルライトにも影響するんです!

女性ホルモンにはエストロゲンプロゲステロンがあり、これらのバランスの乱れは血行不良や脂肪の蓄積などにも関係してくるのです。

またピルを服用している場合、体が水分を溜め込みやすくなるため、セルライトが付きやすいと言われています。

不規則な生活習慣

不規則な生活習慣もセルライトの原因の一つです。

不規則な生活を送ることにより自律神経が乱れ、代謝の低下を招きます。


また、睡眠が極端に短い人は、きちんと睡眠時間を確保している人より太りやすい傾向にあると言われています。

昼夜逆転の生活を送っている方、睡眠時間が短い方は一度ご自分の生活を見直してみましょう。

高カロリーな食事

こってり油っぽい食事が大好き…という方はご注意を!

高カロリーな食事は、血中のコレステロール値を高くしがちです。

血中コレステロールが多いと、血液がドロドロになり血流が悪くなり老廃物を溜め込みやすくなります

お野菜などもたっぷりとって、バランスの良い食事を心がけましょう。

血行不良による基礎代謝の低下

たかが血行不良と思ってはいけません。

血のめぐりが良くないと、栄養の受け渡しや、老廃物の回収もうまくできなくなります

よって、基礎代謝の低下・リンパ管への老廃物の蓄積にもつながってしまうのです。

筋肉の量が少ない

基礎代謝のうち、2割は筋肉による消費。

筋肉の量が少ないと、おのずと基礎代謝も低下します。


筋肉は脂肪燃焼を促してくれ、セルライトを付きにくくしてくれる大切な存在。

日頃から、適度な筋トレを心がけるようにしましょう!

痩せていても関係ない

ここまでの内容を見ていると、痩せている人にはセルライトは無縁のような感じがしますよね。

しかし、痩せているからといってセルライトが出来ないわけではありません

セルライトができる原因には、ホルモンバランスの乱れ・血行不良・基礎代謝の低下…などが関わっているので痩せている方も油断はNGです!

セルライトがセルライトを作る場合も

セルライトの元凶となる脂肪細胞は、血管から離れて浮遊している状態。

この不安定な状態をなくすため、コラーゲンを作り出し包み込まれた状態にしてしまうのです。


からあるセルライトが繊維が太いコラーゲンを作り出してしまい、それがまたセルライトに…という悪循環になることも!

悪循環とならないよう、セルライトは早めの除去が大切です。

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ほそみん
セルライトの原因を踏まえた上で、予防・除去することが大切ですよ!
また、セルライトの蓄積・進行には「ステップ」が存在します。

セルライトの進行具合をチェック

ここでは、セルライトの蓄積ステップについて解説します。

自分が現在どの段階にいるのか、確認してみてくださいね。

  1. 指で押すと肌の色が変わる
  2. 指でつまむと、はっきりとセルライトがわかる
  3. 触れなくてもセルライトがあるとわかる
  4. ぱっと見て、皮膚が凸凹しているのがわかる
  5. 触れただけで痛みを感じる

自分の進行具合がわかりましたか?

セルライトをこれ以上進行させないためには、日頃からの予防が大切で

セルライトの蓄積を予防しよう

セルライトの蓄積を予防する方法は、以下の通り!

できることから、予防をはじめましょう。

 糖分と脂質を控える

あま~いお菓子やコッテリ料理は、肥満のもとになります。

たっぷり脂肪がつくと、いつの間にかその脂肪がセルライトに…。

糖分も脂質は「ほどほどに」を心がけましょう。

血行をよくする食材を選ぶ

血の巡りが悪いと、栄養の供給や老廃物の排泄がうまくいかなくなりセルライトにつながります。

しょうがや紅茶など、身体を温める食材で血行促進しましょう


また、カリウムを多く含む食材は老廃物の排出を促してくれます。

アボガド・バナナ・キウイなどに豊富に含まれているので、食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。

適度な有酸素運動をする

適度な有酸素運動は、脂肪燃焼を促してくれますしリラックス効果を得ることもできます。

毎日のウォーキングを日課にするのもいいですね。

ウォーキングすることによって、代謝があがりセルライト蓄積の予防につながるでしょう。

体を冷やさない

重要なことなので何度もお伝えしますが、セルライトにむくみ・冷えは禁物です。

「冷えやすい体質だ」と自覚がある方は、冷たいものを控えるなど体を冷やさないよう気をつけましょう。

ストレス・疲れをためない

ストレスや疲れがたまると自律神経が乱れます。

自律神経の乱れは代謝の低下や血行不良につながるため、ストレス・疲れはしっかり解消しましょう。

ペットと触れ合う・好きな音楽を聴くなど自分に合ったストレス解消法を身につけてくださいね。

タバコをやめてみる

タバコを吸うと、血管が収縮し血行不良となります。

老廃物も溜まりやすくなるため、セルライトの原因になることも…。


タバコはセルライトのみならず、お肌や髪の毛などにとって良いことは一つもありません。

セルライトのみならず、美容や健康のためにタバコをやめてみませんか?

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ほそみん
セルライトは、ちょっとした毎日の心がけで予防できますよ!

セルライト除去して健康美人に

バランスの良い食事規則正しい生活というのは、セルライトのみならず体にとって大切なこと。

セルライトを除去することは、健康にもつながることなので早速実践してみましょう。


また、セルライトはお尻や太もも裏など、自分では気づけない部分につきやすいものです。

頑固なセルライトへと進行する前に、日頃から全身鏡で後ろ姿をチェックしておくことも大切ですよ☆

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