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実は中性脂肪が低いのも健康に悪い…

中性脂肪に悩んでいる方はたくさんいると思います。中性脂肪を下げる方法についてあれこれ頑張っているけど、中々減らない……なんて悩みを持っていませんか?
中性脂肪は確かに多いと動脈硬化などを引き起こして危険なのですが、逆に低すぎても体には良くないんです!
この記事では、皆さんに安易に中性脂肪を低くすれば良いわけではないということを知ってもらいたいのです。中性脂肪が低くなるとどうなるのか、そもそも中性脂肪とは何なのか、私ほそみんと一緒にこれから見ていきましょう♪

中性脂肪が低い原因
まずは、中性脂肪が低くなる原因について探ってみましょう。
遺伝・体質
元々生まれ持って中性脂肪が低い方や、親が中性脂肪が低くてそれが遺伝したという方も中にはいるんです!中性脂肪が高くて悩んでいる方にとっては羨ましい!と思うかもしれませんが、中性脂肪が低いことで不便なこともあるんです。
中性脂肪が低いということは、脂肪の蓄えが少ないということになりますので、少し動いたらエネルギーが不足してしまって通所の人よりも疲れやすくなってしまうのです。運動を日ごろからしているけど、疲れやすいと感じる方はもしかしたら中性脂肪が低いことが原因かもしれません。
栄養不足
体内の栄養が不足してしまうと、それに比例して中性脂肪も不足してしまいます。好き嫌いが多い方や、小食であまり量を食べないという方は注意が必要です。無理して食べろとまでは言いませんが、なるべくバランスの良い食事をとれるように、一つのおかずを少量にしてたくさんの種類を食べるようにしてみましょう♪
過度な運動
適度な運動は中性脂肪を程よく減らして健康にも良いのですが、過度な運動をするとそれに伴ってエネルギーの消費量も高くなります。このエネルギー消費の際に、中性脂肪が使われるのです。食事から補給する分も運動によって消費されてしまうため、体内に蓄えられることがなくなってしまい、結果的に中性脂肪が少ない状態になってしまうのです。
肝機能の病気
それ以外にも、病気によってでも中性脂肪が少なくなってしまいます。肝機能の病気はその一つです。肝臓には体内に入ってきた脂肪酸を中性脂肪に変換し、肝臓内に蓄える働きがあります。それが何らかの理由で肝臓の機能が衰えてしまうと、満足に中性脂肪への変換が出来なくなって中性脂肪の量が減ってしまうのです。それに伴って肝機能の数値も悪くなってしまいます。
甲状腺の病気
甲状腺の病気によってでも、中性脂肪が低くなってしまいます。甲状腺ホルモンが異常分泌されると、体の代謝が活発になり疲労や動悸などが起きやすくなります。この状態は体が常に運動をしていると錯覚してしまうので、エネルギー消費が激しくなって体内の中性脂肪の量が減ってしまうのです。

そもそも中性脂肪って何?
そもそも、中性脂肪とはどのようなものなのでしょうか。名前だけは知っているけど、その役割や体にどのような作用をもたらすのかなどを知らないという方は結構いるかと思います。この中性脂肪について、簡単に説明していきます。
人に必要なエネルギー源
悪く言われている中性脂肪ですが、実は人間にとって必要なエネルギー源となっているんです。それ以外にも、体温を一定に保ったり、内臓を守るために存在しています。中性脂肪が少なくなると、これらの役割を果たせなくなって様々な症状が出てしまうのです。
わかりやすい症状では疲労感。体のエネルギー源として存在している中性脂肪が低くなると、体のエネルギーもなくなるので満足に体を動かせなくなってしまうんです。
ガソリンが少ない車では長距離を走ることが出来ませんよね?それと同じで人間もエネルギーが少ないと長時間の活動ができずに疲れやすくなってしまうんです。
中性脂肪のメカニズム
中性脂肪は別名トリグリセリドといいます。通常中性脂肪はエネルギー消費に使われるのですが、食事などから摂取した量が多いと消費しきれずに肝臓に溜まってきます。溜まった中性脂肪は今後体内で中性脂肪が足らなくなってしまったときに、リパーゼと呼ばれる酵素によってグリセリンと遊離脂肪酸に分解されます。この二つがエネルギーとなって再び消費されていくのです。
29以下で低中性脂肪血症
中性脂肪の数値で適性の下限数値が30となっています。この数値が29以下になると、低中性脂肪血症になってしまうのです。低中性脂肪血症になったからといって、すぐに体に異常が出るわけではありません。軽度ならば大したことにもならないかと思います。
しかし低中性脂肪血症の状態は体内の中性脂肪が足りていない=栄養素が足りないということになるので、健康的ではないといえます。
29以下は低中性脂肪血症ですが、それ以上の数値はどのような状態になるのでしょうか。30~149が正常であるとされており、150~299が境界域—軽度高中性脂肪血症、300~749が中等度高中性脂肪血症、750以上が高度高中性脂肪血症となっています。
中性脂肪の値が高いと脳卒中や心筋梗塞などの動脈硬化を引き起こすリスクが高まってしまいます。
ちなみに、中性脂肪の検査では血液を採取して調べます。採取した血液を酸素の試薬を使って検出するのです。

中性脂肪が低いとどうなる?
中性脂肪が高くなると動脈硬化のリスクが高くなることがわかりましたが、低くなると体にどのような影響をもたらすのでしょうか。
めまいや倦怠感、頭痛などの症状が出る
中性脂肪が少なくなると、体内の栄養素も少なくなってしまいますので、めまいや倦怠感、頭痛などの症状が出てしまいます。これらの症状は栄養不足になることで神経機能の低下を招いてしまい、脳神経の不調が起きてしまうことで症状が出てしまうとされています。
また、栄養不足によって免疫力も低下し、病気にかかりやすくなってしまったり体力がなくなってしまったりといった状態になってしまいます。
乾燥や老化など肌のトラブル
栄養素が少なくなると、当然乾燥や老化などの肌関係のトラブルも起きてしまいます。中性脂肪が少なくなってしまうことで、ビタミン類や必須脂肪酸が減少してしまい、肌が荒れてしまうのです。
適度な中性脂肪がないと老け込んでしまうといわれているので、現在ダイエットを行っている方は中性脂肪を減らしすぎないように注意してください。
動脈硬化のリスクが高くなる
中性脂肪が高くなると動脈硬化のリスクが高くなると説明しましたが、実は中性脂肪が低くなってしまっても動脈硬化のリスクが高くなってしまうんです!中性脂肪が高い状態で起こる動脈硬化は、血管内にコレステロールが蓄積されて起こるものですが、中性脂肪が低い状態で起こる動脈硬化は、栄養が不足することで血管が弾力性を失ってしまい、硬くて脆い状態になる動脈硬化なのです。
また、血管がもろくなると破れやすくなってしまうため、脳出血などが起きてしまう可能性も充分考えられます。低すぎてもダメだということを理解しておいてくださいね♪
体温維持や内臓保護など体の機能が低下
それ以外にも、体温維持や内臓保護など、身体の機能が低下してしまいます。中性脂肪には体温を調整する機能も備わっており、これが失われてしまうと体が寒さに弱くなってしまい、内臓にも影響が出てしまうのです。寒い地域の動物が太っているのにはこういった理由があるんですね。

改善しよう!中性脂肪を上げる方法
中性脂肪が低くて困っているという方は、これから紹介する中性脂肪を上げる方法を実践してみてください♪中性脂肪を下げる方法ではなく、上げる方法を教えるというのも少し変な感じです(笑)
1日3回食事をきっちりとる
食事を毎日3食きっちりとる!これは健康の基本です。食事をしっかりととらないと、エネルギーが補給できなくて活動も活発に行うことができなくなってしまいます。
特に朝ごはんは重要。朝は忙しくて何かと朝食を抜いてしまうことがあると思いますが、朝食を食べるのと食べないのとでは1日のパフォーマンスが違ってきます。朝から活発に活動できるように、朝ごはんはしっかり食べるようにしましょう♪
また、食事は回数をしっかりとることも大切ですが、食事の内容も大切です。3食食べてれば何食べても良いというわけではなく、栄養バランスを考えて食べる必要があります。
3食食べてても偏った食事になってしまっている方は、これからは栄養バランスがしっかりととられている食事を食べるようにしてください。外食やコンビニ弁当などが多めになっている方も、なるべく自炊して栄養のあるものをとってくださいね♪
糖質・脂質を制限しすぎない
糖質・脂質は肥満の敵ですが、これらを制限しすぎてしまうとエネルギーが満足に摂取できません。糖質も脂質も体内に取り入れられることによってエネルギーに変換されるため、身体を動かすには欠かせない栄養素なのです。
ダイエットでよく糖質や脂質を制限しましょうといわれているのは、消費カロリーに対してこれらを摂取している量が上回っているからなのです。逆にいうと、少し摂りすぎていても消費カロリーが勝っていればあまり問題はないのです。
もちろん、消費すればいいからいくらでも糖質や脂質を摂取しても大丈夫というわけではありません。何事も程々が大切なんです。
適度に運動する
食事の内容を変えれば中性脂肪が上がりますが、やりすぎてしまうと今度は中性脂肪が多くなってしまって肥満の原因になってしまいます。健康のために中性脂肪を増やしているのにそれで別の病気になってしまっては本末転倒です。
なので中性脂肪を増やし過ぎないようにするために適度な運動をするようにしましょう。自分の好きなスポーツをやってみるのもいいですし、それがなければ軽めのランニングやジョギング、ウォーキングなどでも大丈夫です。
ジムに行ってトレーニングするのもグッドです。運動の種類はたくさんあるので、自分にあったものを選んでくださいね♪

総コレステロールのみ高い場合も注意
中性脂肪だけではなく、コレステロールの値にも注意しなければなりません。
なぜこんな状態になるの?
皆さんは健康診断などで、中性脂肪は低いのにコレステロール値は高いという経験をしたことはありませんか?一体何故、このようなことが起きてしまうのでしょう。こうなってしまう理由は、食事の偏りとストレスや疲労です。
食事の偏り
主な原因の一つとして、食事の偏りがあります。コレステロールを多く含んでいる食品をよく食べる方は、このような状態になってしまいます。具体的な食品は肉や卵、乳製品などです。これらを頻繁に食べる方は悪玉コレステロール値が高くなることがあります。
それに加えて豆類や魚類、野菜などをあまり食べないと摂取エネルギーが少なくなってしまい、コレステロールが高いのに中性脂肪は低いという状態ができあがってしまうのです。
ストレスや疲労
ストレスや疲労がコレステロール値を上昇させてしまうことがあります。ストレスが溜まってしまうと体内に活性酸素が増えてしまい、体が酸性に傾いてしまいます。体はそれをどうにかしようとして肝臓から脂肪を取り出して血液中に流します。これは酸化して壊れた組織を修復しようとする働きなのですが、この働きが結果的にコレステロールを上昇させてしまうのです。
対策方法
これらの対策としては、食事を改善したりストレスや疲労を溜めないようにするのが最善手です。食事が偏っている場合はバランスの良い食事を心がけて食べるようにして、ストレスや疲労が溜まっている方は溜めないように趣味や運動などでストレスを発散したり、ゆっくり休んで疲労を溜めないようにすることが大切です。
これらはすぐに改善することは難しいかもしれませんが、地道に少しずつ治していきましょう♪

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これら3つの力で、大幅サイズダウンの高い実験成果が得られたワケですね。これなら、上がりすぎたコレステロールを下げる効果も大いに期待できそうです♪
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中性脂肪でよくある質問
中性脂肪に関してよくある質問に答えていきます!
太っている人でも中性脂肪が低い場合はありますか?
肥満の人が中性脂肪が高いとは限りません。肥満の理由が食事などの外因性のものである場合、空腹時には中性脂肪の量が一時的に低くなることがあり、太っているのに中性脂肪が低いという状態になります。
中性脂肪の低さは妊娠に影響しますか?
妊娠中は中性脂肪がつきやすくなります。妊娠初期~後期にかけて少しずつ値は増えていき、臨月になるとコレステロール値は妊娠前の25~50%ほど高くなり、中性脂肪は約2~4倍以上に上昇すると言われています。
中性脂肪が低いのもNG。正常値を保とう
これまでは中性脂肪といえば肥満の原因になるのでなるべく減らしておきましょう、といった知識があり、中性脂肪を減らすための努力をし続けていた方もいるかと思います。しかし、今回の記事を読んだことで、中性脂肪が低いことは必ずしも良いことではないということが分かったかと思います。中性脂肪が高いと様々な病気のもとになってしまいますが、低いとそれはそれで病気のもとになってしまうんです。結局、高すぎず低すぎず正常な値を保つことが一番大切なんですね。今まで中性脂肪を減らすことに固執していた方も、減らしすぎはよくないのでこれからは適度な数値に保ってみてください。逆に中性脂肪が低いという方は、今回紹介した方法で正常値まで中性脂肪を上げてみてください。ただし、上げるときはやりすぎないようにご注意です。皆さんも正常値である30~149の値に収まるように中性脂肪を調整してみてくださいね♪