サプリやドリンクなどで簡単に摂取できる酵素は、女性にとって無くてはならない効果が含まれています。
さらに、健康にも効果があるといわれており、ダイエットの心強い味方にもなります。
ただ、身体の中に取り入れるとなると、どうしても気になってしまうのが副作用です。
そこで、酵素の副作用について、一から詳しく解説します!
目次
酵素サプリの副作用の真実

酵素サプリには注意しなくてはいけない副作用があるのか、その真実を確かめていきましょう。
酵素サプリに副作用はない!
多くの人が気になる酵素サプリの副作用ですが、基本的には薬のような副作用は確認されておりません。
これは、酵素自体が人間の体内で多く活動しているため、外部から摂取しても副作用が起こりづらいからです。
また、販売されている酵素サプリは全て食品として扱われています。
そのため、医薬品のような大きな変化を伴うサプリは販売されておらず、他の食品と同じように副作用が起こる可能性は極めて低いです。
体調不良が起こる場合がある
酵素サプリから何か副作用が起こることはありませんが、サプリには酵素などのさまざまな栄養素が含まれています。
そのため、副作用とはいえなくても、こうした栄養素によって体調の変化が起こる場合があります。
こうした変化の中には、胃痛や頭痛といった症状も含まれており、病気と同じような体調不良が起こる場合があります。
一見副作用に見える症状ですが、不足していた栄養素が補われたことによる体調不良の可能性があります。
そのため、こうした体調不良は副作用とは言えず、正しい作用として認識されているのです。
食物アレルギーに注意!
さて、酵素サプリには天然由来成分などが含まれおり、こうした成分は他の食物などから抽出したものが使用されています。
その結果、原材料の成分がサプリにも含まれてしまい、食物アレルギーを引き起こす可能性があるのです。
食物アレルギーは場合によって命を奪う危険性がある、非常に危険な症状です。
そのため、特定の食品にアレルギーがある場合は、酵素サプリに使用されている原材料まで細かくチェックしておきましょう。
過激なファスティングによる悪影響
ここ数年人気のダイエット方法であるファスティングは、断食によって痩せるダイエット方法です。
酵素サプリやドリンクは、ファスティングの際に使用されることが多いため、ファスティングによる悪影響を酵素サプリの副作用だと感じやすいのです。
ファスティングには、水分や塩分の不足、低血糖などの悪影響があり、過激な内容を行うほど影響度が高くなります。
どの影響も命を奪う危険がある重篤な症状を引き起こす可能性があります。
そのため、ファスティングを行う際には決められた方法や期間を守り安全に行いましょう。
では、酵素サプリを飲むことでどのような体調の変化が起こるのでしょうか?
酵素サプリで起こる体調の変化
酵素サプリを飲むことで、以下のような症状が表れることがあるようです。
腹痛・胃痛
酵素サプリを飲むことで現れる変化の中で多いのが、腹痛や胃痛です。酵素には消化を助ける働きがあり、体内にも酵素が多く働いています。
つまり、サプリを摂取することで体内の酵素が増え、活発に消化が行われるようになった結果、こうした変化が現れる場合があるという訳です。
下痢・便秘
酵素サプリの体調変化でよく耳にするのが下痢や便秘です。
酵素サプリの中には食物繊維が含まれている場合があり、排便量が増えたために下痢になったと思ってしまうケースがあります。
ただし、摂取した栄養成分などで腸が過剰に働いた結果、腹痛を伴う下痢が起こることがあるため、必ずしも良い理由だけとは限りません。
また、酵素サプリの働きによって代謝が上がると、水分を多く消費してしまいます。
すると、便が固くなってしまい便秘となる場合があるため、両極端の症状に注意が必要です。
皮膚トラブル
酵素サプリの意外な体調変化として、湿疹などの皮膚トラブルが現れる場合があります。
実は、皮膚トラブルは胃腸の働きと大きく関係しています。
つまり、酵素サプリによって胃腸がいつもと異なる働きをすることで、湿疹やかゆみといった肌トラブルを引き起こす可能性があります。
特に、腹痛や下痢と同時に湿疹やかゆみが起きている場合には、胃腸の働きが影響している可能性が高いでしょう。
眠気・倦怠感・頭痛
酵素サプリを飲み始めると、眠気や倦怠感、場合によっては頭痛が起きることがあります。
酵素の働きによって食事が分解されやすくなると、血糖値が上がり、血糖値の上昇に伴う眠気などが起きることがあります。
また、栄養素が足りていない場合、酵素を適切に働かそうとして、体はビタミンやエネルギーを過剰に使用します。
すると、血糖値の低下に伴う頭痛やエネルギー不足による倦怠感が起こる場合があります。
では、酵素サプリに含まれているどのような栄養成分が体調不良を引き起こすのか、その関わりを確かめていきましょう。
体調不良を起こす主な成分

ここでは、体調不良を起こす可能性のある成分をご紹介します。
ビタミンA
通常ビタミンは水に溶ける性質があるため、過剰に摂取しても水や尿などで体外に排出されます。
しかし、ビタミンAだけは体内に蓄積される性質があります。
ビタミンAが過剰に蓄積されると、肝機能障害などを引き起こす場合がありますので、適切な量を摂取しましょう。
糖質
砂糖などの甘みを感じる糖質は、過剰に摂取することで血糖値の急上昇を引き起こします。
酵素サプリ自体に過剰な糖質が含まれている可能性は低いですが、穀物などから抽出した成分の中には糖分が含まれている可能性があります。
酵素の働きにより血糖値が上がりやすくなっていますので、僅かな糖質でも大きな悪影響を及ぼすこともありますので十分に注意しましょう。
酵素
酵素サプリの主成分である酵素には、体内の酵素の働きを助ける役割があります。
酵素は食べ物を消化したり、排便を促したりと、胃腸を中心にさまざまな働きをします。
しかし、サプリにより胃腸内の酵素が増加しすると、こうした働きが過剰になり胃腸への負担が大きくなってしまうのです。
その結果、下痢や腹痛などの体調不良を引き起こしてしまうことがあるようです。
過剰摂取によって体調不良が起こる!
酵素サプリによる体調不良の原因が、酵素そのものという場合もあります。
しかし、そういった体調不良の場合、ほとんどが過剰摂取による影響で起きています。
つまり、より結果を出そうと思い規定以上のサプリを摂取した結果、成分が過剰に働いてしまい体調不良を引き起こすという訳です。
ですから、決められた量を飲んでいる場合には体調不良が起こる可能性は低いのです。
さて、酵素サプリによる体調不良には好転反応の症状である可能性もあります。
では、好転反応とはどのような反応なのでしょうか?
その体調不良は好転反応によるもの!?

好転反応って何?
好転反応は、新しく摂取した食べ物や成分が身体に馴染んでいないために起こる、一時的な症状のことを指します。
副作用のように感じられてしまうかもしれませんが、この反応は新しいものを身体が受け入れる準備期間とも言えます。
また、好転反応は、身体の中に溜まっていた老廃物などを体外へ排出する際にも起こることが確認されています。
つまり、新しい栄養素を身体に取り込みながら、身体が健康へと向かっている状態が好転反応なのです。
好転反応の症状
好転反応の主な症状
- ・下痢や吐き気
- ・発疹(ニキビなどの吹き出物)
- ・いつもは感じない眠気
- ・倦怠感(体がダルくなる)
上記は好転反応の主な症状なのですが、酵素サプリを飲んだ後の体調不良に似ていますよね。
実は、酵素サプリの副作用だと思われているものは、好転反応症状である場合が多いのです。
ですので、酵素サプリを飲んで体調不良が起きても、体内では健康になるために酵素や栄養素が働いている可能性が高いです。
つまり、体調の変化が現れていることが、酵素サプリが効果的に働いてることを証明しているのです。
好転反応の期間の目安
好転反応は、酵素サプリを飲み始めてから1~3日程度で現れ始めることが多いです。
ただ、好転反応の症状は2~3日で収まる場合もあれば、1ヶ月程度も続いてしまう場合もあります。
酵素との相性や身体の状態などで好転反応の期間は大きく変わります。
そのため、個人差があることを考慮しながら好転反応と上手に付き合っていかなくてはいけません。
副作用と好転反応の見極め方
好転反応の症状は一般的な体調不良と同じ症状が現れます。
そのため、本当に体調が悪化していることを見逃してしまう場合があるのです。
そこで、1ヶ月を目安に症状の変化を再確認し、好転反応かどうかを見極めましょう。
また、日に日に体調が悪化している場合や、生活に支障が出る場合には、1ヶ月を待たずに摂取を控えましょう。
そして、摂取をやめても症状が続く場合などは病院を受診し、適切な治療を受けましょう。
酵素には副作用はありませんが、好転反応により体調を崩してしまうことがあります。
そこで、こうした酵素の作用に、特に注意が必要な方の特徴を確かめていきましょう。
こんな人は要注意!

美容と健康のための酵素サプリですが、あまりおすすめできない方もいるようです。
妊娠中・授乳中の人
酵素の働きによっての胎児や母体へ悪影響を与えることはありません。
むしろ、体重管理のために酵素を使用することが勧められる場合もあります。
しかし、酵素ドリンクなどを用いた過度なダイエットによる栄養不足には注意が必要です。
また、妊娠中はホルモンの分泌が通常時と異なり、体内ではさまざまな変化が起きています。
想定外の悪影響が現れる可能性もありますので、医師と相談してから使用しましょう。
糖尿病など治療中の病気がある人
酵素には血糖値を上下させる働きがあります。
ですから、糖尿病などで治療中の人は、酵素による血糖値の変化に気をつけなくてはいけません。
また、酵素サプリのカプセルや酵素ドリンクには、糖分が多く含まれている可能性があります。
このような場合、治療の妨げとなるだけでなく、病状が悪化してしまう場合もあります。
そのため、治療中の病気がある人は医師と相談し、適切なサプリを飲みましょう。
服用中の薬がある人
現在治療などで使われている薬の中には、酵素の働きを悪くする酵素阻害剤が使用されているものがあります。
つまり、酵素サプリで取り入れた酵素の働きも止めてしまう場合もあるのです。
また、薬の中には酵素によって効力が増幅されるものもあります。
薬が過剰に働くと必要な場所以外にも影響を与え、体調をより悪化させてしまいます。
糖尿病などの人だけでなく、広く薬を服用している人は医師や薬剤師に相談してから使用しましょう。
アレルギーがある人
先ほどお伝えしたように、酵素サプリの中には天然由来成分が使用されており、それが食物アレルギーを引き起こす可能性があります。
そのため、アレルギーがある人は事前に、サプリの原材料を正しく把握して、その上で安全な酵素サプリを選びましょう。
また、酵素サプリを飲んでから湿疹などの皮膚トラブルが現れた場合、アレルギー反応の可能性もあります。
長期間皮膚トラブルが起きた場合には、一度アレルギー検査を受けてみましょう。
それでは最後に、酵素サプリを適切に活用する、安全な飲み方をチェックしていきましょう!
安全な酵素サプリの飲み方

ここでは、酵素サプリを飲む場合に守ってほしいポイントをお伝えします。
摂取量を守る
酵素サプリによる体調不良は、サプリの過剰摂取による影響が大きいです。
サプリに記された摂取量を必ず守って摂取するようにしましょう。
また、適切な摂取量であっても、体質などにより体調不良が起きてしまう場合があります。
このような場合には、摂取量を減らして様子を見てみましょう。
もし、体調不良が不安な場合には、初めて飲むときは最低限にしておき、徐々に最大量まで増やして行くのもおすすめです。
水で飲む
酵素サプリ自体に副作用はありませんが、飲み物との組み合わせが悪く適切な酵素の効果が現れない場合があります。
効果が低くなるだけでなく、想定外の副作用が現れる可能性もあります。
酵素サプリを飲む場合はジュースやお茶などで飲まないように気をつけ、必ず水と一緒に飲むようにしましょう。
合わない場合は摂取をやめる
酵素サプリの中には高額なものもあり、もったいなくて我慢して飲み続くけてしまう人がいます。
しかし、合わないのに飲み続けてしまうと、体調不良がずっと続いてしまいます。
また、飲み続けることで場合によっては症状が重くなってしまう場合もありますので、合わないと感じたらすぐに摂取をやめるようにしましょう。
不安な場合は病院へ!
酵素サプリによる体調不良が長期間続く場合や、重い症状が現れる場合には、なるべく病院へ行きましょう。
場合によっては、治療が必要なることもありますので、深刻になる前に受診するのがおすすめです。
また、体調不良が続く中で、今後も酵素サプリを飲みたい場合も病院を受診しましょう。
好転反応かどうかを見極めることもできますし、今後の飲み方などのアドバイスも貰えます。
より安全に酵素サプリを飲み続けるためにも、不安な場合には病院へ行きましょう
飲み方に注意して安全に酵素サプリ摂取しよう!
酵素には副作用がありませんが、働きが強いため身体にさまざまな変化を与えます。
その結果、腹痛や頭痛などの体調不良を引き起こす場合もあります。
しかし、酵素による体調不良の中には、好転反応ように身体の中がより健康になるための体調変化も含まれています。
そのような、酵素の特性や体調変化を理解しておけば、酵素サプリは安全に活用できます。
ただし、好転反応でも体調不良による影響は個人差がありますので、辛い場合には我慢せず、摂取の中止や病院の受診などの対策を講じましょう。
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