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キムチはダイエットに効果的なスーパーフード

焼肉店などで漬物のように注文することの多いキムチですが、辛い物が苦手でなければ購入して家で食べている方も中にはいることでしょう。
そんなキムチは唐辛子などで加工しているため、ダイエットに効果的だとよく耳にすることがありますが、具体的な効果によってダイエットに効果があるのかをご存知ですか?
私ほそみんがキムチの持つダイエット効果について詳しく解説していこうと思います。
キムチのダイエット効果
では、キムチの持つダイエット効果を3つ、詳しく解説していきます。
キムチでダイエットをしてみようかな、と考えている方はぜひ参考にしてみてください。
きちんと含まれている成分やその効果を知っておくことで、更にその効果を高められることもできるでしょう。
脂肪燃焼を促す
キムチにたっぷりと使われる唐辛子には「カプサイシン」と呼ばれる成分が含まれています。
このカプサイシンは辛味の成分で、食べた時に辛さを感じるのもこの成分によるところが大きいです。
しかし、辛味以外にも中枢神経を刺激し、副腎からアドレナリンなどのホルモン分泌を促進する働きもあります。
この働きによりエネルギー代謝や細胞の新陳代謝が活発化、体内の脂肪細胞の分解を促進、つまり脂肪燃焼を促す効果が期待できるのです。
脂肪がつきにくい
唐辛子に含まれる「カプサイシン」には脂肪燃焼を促す効果以外にも血糖値の上昇を抑えて、低下させる効果もあるという報告もあります。
食べ物を食べると血糖値が当然のように上昇しますが、この時急上昇してしまうとインシュリンという物質が過剰に分泌されてしまい、脂肪を蓄積しやすい身体になってしまうのです。
このように、血糖値が上昇するということは脂肪がつきやすい身体になることと同じことですので、カプサイシンによって血糖値を下げて脂肪を付きにくくするのも、立派なダイエット効果の一つと言えるでしょう。
腸内環境を整える
キムチは発酵食品ではありますが、身体にいい乳酸菌を多く含んだ食品でもあります。
中でもキムチに含まれている「乳酸菌Pペントサセウス」という乳酸菌は白菜やニラなどの植物をエサとして増えていく「植物性乳酸菌」で、実はヨーグルトなどに含まれる動物性乳酸菌よりも胃酸に強く、生きたまま腸まで届きます。
また、キムチに含まれているものは生命力も強いのですが、それ以上にその数の多さも特徴的です。
なんと1gあたり、8億個という驚異の数です。
他の発酵食品を比べても、キムチのこの数には及びません。
腸まで生きたまま届き、またその膨大な数によって腸内環境が他に発酵食品に比べて断然整えられ、胃腸が活性化する効果もあります。
その他の嬉しい美容・健康効果
キムチにあるのはダイエット効果だけではありません。
含まれる成分の中には美容や健康にも効果を発揮してくれるものもありますので、ダイエットと同時に美容や健康にも良い影響を及ぼしてくれます。
ここではダイエット効果以外に期待できるキムチの効果について解説していきます。
美肌効果
キムチに含まれているのは何もカプサイシンや乳酸菌だけではありません。
肌に効果的なビタミンCを始め、人参などに含まれている「βカロテン」もしっかりと含まれており、摂取すると肝臓へ蓄積され、必要に応じてビタミンAに変換されていきます。
このビタミンAには他の栄養素の働きを促進する効果や、肌や臓器を守る効果もありますので、綺麗にケアしている肌を保護してくれるのです。
また、ビタミンAに変換されないまま残ったβカロテンは、強力な抗酸化作用があるため、体内に発生する活性酸素を除去したり、肌を始めとした体の老化を抑制する効果もありますので、美肌を保つための強い味方となってくれます。
疲労回復
キムチは発酵食品ですので、普通の生野菜には無かった栄養素が発酵することで増えています。
特にビタミンB群が豊富に含まれており、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシンなどの栄養素が含まれています。
疲労というのは基礎代謝と関係性があり、基礎代謝が下がってしまうと内臓に脂肪が蓄積しやすく疲労しやすい身体になってしまうのですが、ビタミンB群には三大栄養素である炭水化物、脂質、タンパク質のエネルギー代謝を促す効果があるため、基礎代謝がどんどん上がってくれます。
また、キムチの中に含まれるニンニクやニラの成分である、アリシンの疲労回復作用も効果を発揮してくれるので、より疲労回復作用が高まります。
免疫アップ
キムチの材料の中にはニンニク、しょうが、ネギ、唐辛子といった薬用植物がたっぷりと含まれています。
こうした薬用植物の中には風邪予防などにもいいと言われるものもありますので、免疫力をアップさせる効果もばっちり期待できます。
また、キムチが含んでいる多くの乳酸菌も、腸内の有害菌を抑制する働きをするものもありますので、腸内環境を整えることで免疫アップの効果を発揮してくれるのです。
キムチの栄養価
上記に挙げたものだけでも、かなりの効果が期待できるキムチではありますが、その栄養価は一体どのようなものなのでしょう?
野菜をたっぷり使っているとはいえ、塩などの調味料もしっかり使われているキムチのカロリーも気になってきます。
ここではキムチの栄養価、そしてそのカロリーについて解説していきます。
キムチの栄養素とカロリー
まず、キムチの栄養素をご紹介していきます。
キムチに含まれる栄養素は以下の通りです。
・ビタミン
ビタミンA ビタミンE、ビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、葉酸、パントテン酸、ビタミンC
・ミネラル
ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン
野菜をたっぷりと使い、発酵させているだけあってたくさんの栄養素が含まれていることが良く分かります。
特にビタミンが豊富ですので、食事に少し付け合わせるだけでもサラダなどと合わせることでより多くのビタミンを取ることもできます。
次にキムチのカロリーですが、300gの大きめのパック1つでおおよそ138kcal、100gでは46kcalとなります。
意外とそこまで高くないカロリーですので、大きめのパックを買ってもカロリーを気にするほどではないでしょう。
キムチの効果的な食べ方
キムチを食べるときに悩んでしまうのが食べ方です。
そのまま白米と食べてもいいし、何か別の食品と合わせて食べてもいいのでどうやって食べるとより効果的に栄養を摂ることができるのかが悩みになっている人も多くいます。
ここではキムチを食べるときに効果がより良く発揮させることのできる食べ方をご紹介していきます。
キムチ+納豆
キムチを食べる人が、家庭で食べるときによく行っているのがこのキムチと納豆の組み合わせですが、実は大変効果的な食べ方でもあるのです。
キムチのニンニクと納豆のナットウキナーゼと呼ばれる成分が血液をサラサラにし、血管系の病気や女性の冷え性にも効果があります。
また、キムチに大量に含まれている乳酸菌は納豆菌をエサにしてどんどん増えていくので、この二つを一緒に取ることで体内の脂肪を燃焼させて、腸内洗浄を行うことが同時にできるのです。
腸内洗浄はがん予防にも効果が期待できるので、ダイエットとがん予防、そして血行促進という3つの効果が気軽に食べることのできるこの二つで、一気に健康的な体に近づくのです。
キムチ+焼肉
日本の焼き肉店では大変メジャーな組み合わせである、キムチと焼肉の組み合わせですが、実はこれがベストな食べ合わせでもあるのです。
焼肉に行くとつい食べ過ぎてしまったり、野菜をほとんど取らないことも多いせいで太ってしまったり、肌が荒れてしまう人も中にはいるようですが、焼き肉は意外とダイエットに効果的な食べ方でもあるというのをご存知ですか?
そして、そんな焼肉のダイエット効果を向上させることができるのがキムチで、いつ食べるかによって、焼き肉を食べる際の脂肪燃焼などがぐんと変わってきます。
まず、キムチは1品目に食べることが大事です。
肉類を食べる前に食べておくことで、唐辛子や乳酸菌の効果で基礎代謝が上がり、脂肪燃焼を促す体にできるので、お肉を食べ始めてもどんどん脂肪を燃やして行けます。
また、焼き肉でお肉を選ぶ際にはハラミやレバーなどの脂質を控えたものを選ぶと更にダイエットに効果的ですので、ダイエット中の焼肉ではカルビなどを控えてハラミなどを選ぶといいでしょう。
キムチを食べるときの注意点
家でキムチを購入して食べるとき、一体どんなことに注意すればいいのでしょうか?
キムチに使われている材料なども含めると、意外と何に気を付けて商品を選んでいいのか分かりません。
ここではそんなキムチを選んで食べるときの注意点を解説していきます。
国産のものを選ぶ
やはり原材料に国産、という表記があると大変安心できます。
製品の中にはきちんと原材料などの生産地も公開しているものもありますので、特に心配な方は原材料などの生産地もきちんとわかるものを選ぶといいでしょう。
日本のキムチはほとんどは日本製で、外国製のものはあまりスーパーなどには並んでいないことが多いです。
安心して食べたいのであれば、やはり国産のものを選ぶと良いでしょう。
魚介系塩辛が使用されているかチェック
本場韓国のキムチには実は魚介系塩辛が使われているのがほとんどです。
いうなれば、日本のイカの塩辛のように加工したアミエビやイワシの塩辛などがキムチにはよく使われているのです。
中には魚介系の塩辛が含まれていないのであればそれはキムチではない、という意見もある程で、使っているか使っていないかでかなり味や栄養素なども変わってきます。
日本のメーカーが作った製品にはこうした魚介系塩辛が使われていないことが多く、その魚介系塩辛の含んでいる旨味成分を化学調味料などで補うことになります。
調味料:アミノ酸、と表記があるのであれば、これが化学調味料のことです。
また、魚介系の塩辛には乳酸菌も豊富に含まれています。
キムチ自体にも大量に含まれているとはいえ、こうしたちょっとした原材料の違いでも数にかなり違いが出てきますので、美味しく、栄養素なども豊富なキムチが食べたいのであれば、材料表記で魚介系塩辛の表記をチェックしてみてはいかがでしょう。
食べ過ぎは体に悪い!摂取量を守る
体にいいことばかりな成分や栄養素が豊富なキムチですが、あまりにも食べ過ぎてしまうと逆効果で、体に悪い影響も出てしまいます。
特に発酵食品とはいえ、唐辛子を始め、塩などを大量に使用しているキムチです。
1日の摂取量を大きく超えて食べてしまうと塩分過多はもちろんですが、唐辛子の刺激が強すぎて胃痛や便秘、下痢などを引き起こしてしまうこともあります。
便秘などの解消にもいい食べ物が、逆に引き起こしてしまう原因になってしまうこともあるのです。
塩分についても、日本でメジャーな白菜キムチには30gで塩分が0.7g含まれています。
一般女子の1日の塩分摂取量が7.5gが理想的な摂取量であることを踏まえて考えてみると、量を少し多めにしただけですぐに塩分の取り過ぎになってしまうのです。
そんなキムチの1日に食べる理想的な量は50g程度が理想的、と言われていますので、一度に大量に食べるのではなく、継続的に少しずつ食べていくようにしましょう。
キムチと併せて効果UP!お勧めサプリ
キムチを食べるだけでもかなりの効果が期待できますが、他にも効果を得たいという人は一緒にサプリメントを摂ってみるのもいいでしょう。
中にはキムチだけでは解決できない悩みなどもありますから、そうしたものの解消にはサプリメントを使ってみるのも一つの手です。
むくみ解消なら「するっと小町」
顔や足がむくんでしまい、悩む女性は多く存在します。
特に立ち仕事が1日の内ほとんどの人はパンプスやブーツが入らなくなってショックを受けてしまうことも。
食生活や運動量、睡眠時間も大きく影響しているので人によってむくみの原因は様々です。
そんなむくみを解消するのならこの「するっと小町」がおすすめです。
余分に溜め込んだ水分を排出するための手助けをする、カリウムやマグネシウム、不規則な食生活で失いやすい栄養素である食物繊維やビタミン、ミネラルを一気に取れる明日葉、体の巡りをスムーズにするコーン茶でも有名なコーンシルク、赤ワインの300倍のポリフェノールが配合されています。
キムチだけでは取れないポリフェノールなども取れるため、栄養素的にも豊富になり、むくみも解消できるサプリメントです。
価格 するっと小町 90粒入り(約1か月分) 3,900円(税込)
販売元:モアプラスネット
脂肪燃焼なら「ラクトフェリン」
内臓脂肪を減らしたい、健康的な体型の維持をしていたい、という人にはBELIVAが販売しているサプリメント「濃純ラクトフェリン100 美肌MAX」がおすすめです。
ラクトフェリンというのは、様々な働きをする「多機能タンパク質」のことをいい、哺乳類の母乳や涙、唾液を始め、粘膜液や血液にも存在し、健康を維持するための様々な働きをしてくれる成分です。
たくさんの働きをもつラクトフェリンではありますが、実は脂肪細胞に直接働きかけ、脂肪の分解を促進する作用と脂肪の合成を抑制する作用の2つによって内臓脂肪を減少させることが分かっています。
しかし、熱や胃酸に弱いため市販の牛乳などでは取りにくく、おまけに搾りたての牛乳でもたった0.03%しか含まれていないのです。
しかし、このサプリメントならばしっかりとラクトフェリンを摂取でき、おまけにキムチとの相乗効果で更なる脂肪燃焼の効果が期待でき、ヒアルロン酸やコラーゲン、コンドロイチンで美肌効果も相乗されます。
価格 濃純ラクトフェリン100美肌MAX 90粒入(1か月あたり) 7,475円(税抜)
販売元:インキュベーションファクトリー
BELIVA 濃純ラクトフェリン100 美肌MAXはこちらを参照ください
脂肪吸収抑制なら「ファンケルカロリミット」
一時期テレビCMなどでも有名だったファンケルの「カロリミット」は食事における糖と脂肪の吸収を抑制することのできるサプリメントです。
インド原産ハーブ由来のギムネマ酸、桑の葉由来のイミノシュガー、カニの甲羅由来のキトサン、インゲン豆由来のファセオラミンの5つの成分が働くことで糖と脂肪の吸収を抑制します。
実際の臨床試験でも糖と脂肪の吸収を抑制した、という結果を公式サイトの方でも表示していますので、その効果は確かなものと言えましょう。
キムチで脂肪を燃焼しやすい体を作り、吸収抑制を行ってくれるカロリミットを飲めばダイエットにも大きな影響をもたらしてくれるでしょう。
また、製品の種類も複数ありますので自分の生活などに合わせて購入することも可能です。
価格 カロリミット 10回分(分包タイプ 10袋) 648円(税込)
カロリミット 約90回分(1袋120粒入り 3袋) 4,207円(税込)
カロリミット 約30回分(120粒入り) 1,563円(税込)
キムチに関するよくある質問
キムチに関しての質問の中で、よくあるものについて解説していきます。
今まで疑問に思っていた事がここでもしかすると解決できるかもしれませんね。
参考程度にご覧ください。
夜に食べるのはダメですか?
キムチを夜に食べると、一緒にご飯などもついつい食べてしまう為太ってしまうのではと思いがちですが、実はキムチを食べることによって安眠することもできるのです。
人の体は高い体温が下がる時に眠くなる、というメカニズムがあるので、唐辛子の成分であるカプサイシンを取ることはかなり効果的でもあります。
特に睡眠2時間前くらいに摂取しておくと効果をより高く実感できるでしょう。
しかし、気を付けておきたいのがキムチを食べることによる食欲増進の効果です。
あまり多く食べてしまうと、他にも食べたくなってしまうこともありますので、程々の量を食べるように心がけましょう。
子どもが食べてもいいですか?
大人が食べていると、子供たちも一緒に食べたがってしまうことはままあります。
特にキムチなどの辛い物などは興味本位で食べたがる子どもが多いので、一体何歳ごろから食べさせていいのか分からない、という方も多いのです。
しかし、小さな子どもほど辛い物は与えない方が良いとされています。
辛い食べ物というのは、味覚ではなく刺激というのを覚えておきましょう。
塩分も多く、刺激も強いので小さい子供の胃や腎臓の負担になり、将来的に大人の体になった時に影響が出ないとも限りません。
また、辛さの強いものは胃だけではなく膵臓にも影響を及ぼしてしまいます。
膵臓、腎臓というのは再生不可能と言われる臓器です。
一度ダメージを負ってしまうと、いつか影響が出てしまうでしょう。
本場の韓国でも、キムチを食べさせるのは4歳ごろから、最初は洗ったキムチを食べさせるといいます。
小さな子どもにキムチは刺激が強すぎますので、与えることは極力避けましょう。
女性に嬉しい効果ばかり♪今日から食べてみよう
キムチは様々な栄養素と効果効能を持つ発酵食品です。
適量を毎日少しずつ食べていくだけでも、健康面はがらりと変わってくれるでしょう。
食べ方も様々で、多くのレシピがインターネットのレシピサイトやレシピ本に掲載されていますので、そうしたものを参考にするとかなり幅が広がり、飽きない食生活を約束してくれるでしょう。
今日から少しずつキムチを食べて、ダイエットや健康管理などに対する大きな味方を作りましょう。